1965年、北海道旭川生まれのピアニスト。1988年に東京音楽大学（ピアノ演奏家コース）を卒業。大学在学中からコンサート活動を始める。1988年、バルセロナのマリア・カナルス国際コンクール第4位入賞。同年渡欧し、ウィーン市立音楽院マスタークラスでディアンコ・イリエフに師事する。1992年同音学院を卒業後、ウィーン国立音楽院のトイフルマイヤーのもとでさらに研鑚を積む。在欧中、数多くリサイタルを行ない、ウィーン・ショパン協会主催のリサイタルでも高い評価を得るほか、アンサンブルの分野でも国際的に活動を展開する。1995年に帰国し、各地でリサイタルやオーケストラとの共演、室内楽に活躍中。2001年、19世紀末ロシアの作曲家メトネルのソナタ＝バラードのCDをリリースし、絶賛された。同年より「オール・メトネル」シリーズのリサイタルを開始している。