寺島夕紗子
てらしま・ゆさこ声楽家
東京生まれのソプラノ歌手。雙葉学園を経て東京芸術大学音楽学部声楽科、同大学院修了。中村浩子、篠崎寿、伊原直子に声楽を、スペイン歌曲を柳貞子に師事。またロンドンでエスタ・サラマンの薫陶を受ける。第23回フランス音楽コンクール第1位、第8回日仏声楽コンクール第2位入賞。在学中から日本各地でコンサートに多数出演。また、バッハ、ガルッピ、ヘンデル、モーツァルト等の宗教作品のソリストとしても定評がある。1998年にアンリ・デュパルクの全歌曲によるデビュー・リサイタルを行い、高く評価された。また、NHKーTV『そして歌は誕生した/さとうきび畑』に作曲家の父・寺島尚彦と出演、リリースしたCD『さとうきび畑』も好評。1998年「英国祭’98」オフィシャル・コンサートでべ一トーヴェン「第九」のソリストを務めた。
- 出身地
- 東京都