ヴィオラ奏者。1962年、東京芸術大学卒業後、NHK交響楽団に入団。1970年同団を退団し、ミュンヘン・バイエルン放送オーケストラ、1972年よりボン・ベートーヴェンハレ・オーケストラの主席ヴィオラ奏者を歴任。1975年、フランス・ボルドー国際音楽祭で銀賞受賞。ヨーロッパ各地で活躍し、1977年帰国。以来ヴィオラの新しいレパートリーを開拓し、邦人作曲家の新曲の初演などに意欲的。近年は東京音楽大学の弦楽アンサンブルや、名古屋パストラーレ弦楽合奏団の指揮者も勤め、教育者としての活動もめざましい。