佐藤功太郎

さとう・こうたろう指揮者

1944年、東京生まれの指揮者。東京芸術大学でクラリネットを専攻、後に指揮科に転じ、渡邊暁雄に師事。68~70年までボストンのニューイングランド音楽院に留学し、バルザン、バーンスタインに師事。帰国後京都市響副指揮者に就任。72年に二期会公演の『ラ・ボエーム』で東京デビューを果たす。74年から東京都響の指揮者を務めていたが、75年に文化庁海外研修員としてベルリンに留学。カラヤンを初めとする著名な指揮者の下でさらに研鑚を積み、77年ベルリン・リアス放送響を指揮してベルリン・デビューを飾る。78年から群響、京都市響、新星日響、神奈川フィルなどの指揮者を歴任し、海外での客演も行っており、そのレパートリーはバッハの宗教曲から現代作品まで多岐にわたる。オペラの分野では、40作品以上の指揮をしており、総公演回数は500を越える。また、82年より東京芸術大学の教授として後進の指導も行っている。

出身地
東京都

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