上野真
うえの・まこと
1966年生まれの日本のピアニスト。祖母と父をオルガニストに持ち、4歳からピアノを始める。16歳で単身渡米、J.ボレット、G.グラフマンの元で薫陶を受ける。その後、ハンス・ライグラフに師事。また、ミエチスラフ・ホルショフスキー、ゲイリー・グラフマン、レオン・フライシャーらから音楽的助言を受ける。85年にはカーネギー・リサイタルホ−ルやJ.F.ケネディセンターなどでも演奏。メリーランド国際をはじめ、多くのコンクールで上位入賞を果たす。アジア、欧米などでソロ演奏会を開くほか、各国のオーケストラと共演。高い評価を得る。96年以来京都を拠点とし、京都市立芸術大学音楽学部准教授ほかさまざまな形で後進の指導にも努めている。