ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

みゅんへん・ふぃるはーもにー・かんげんがくだんオーケストラ

独ミュンヘンを拠点とするオーケストラ。略称は“MPhil”。1893年創設のカイム管弦楽団を前身とし、1928年に現名称へ改称。ミュンヘン市内の複合文化施設“ガスタイク”内音楽ホールを本拠とする。初期はブルックナーの弟子フェルディナント・レーヴェなどが首席指揮者を務め、マーラーの交響曲世界初演やフルトヴェングラーが楽壇デビュー。67~76年までルドルフ・ケンペが音楽監督となり声価を高めると、79年に音楽総監督に就いたチェリビダッケが黄金期を創出。以降、レヴァイン、ティーレマン、マゼールらを迎えて欧州屈指の名門オーケストラとして活躍。2015年9月よりワレリー・ゲルギエフが首席指揮者に就任。

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