1935年12月30日生まれ、伊・ナポリ出身のピアニスト／作曲家。地元ナポリでヴィンチェンツォ・ヴィターレにピアノを師事し、ミラノのヴェルディ音楽院でピアノと作曲を学ぶ。56年のブゾーニ国際、その後のボルツァーノとダルムシュタットの国際コンクールに入賞。アバド、シャイー、ブーレーズらの指揮とともに、ベルリン・フィルほか主流オーケストラと共演。室内楽でも活躍し、アントニオ・バッリスタとのデュオやミラノ・トリオなどで名を馳せる。現代音楽の作曲家としての作品も多い。草津国際音楽アカデミーのほか、欧州主要の国際音楽祭にも参加。ヴェルディ音楽院などで後進の指導にも尽力。また、ヴェニス・ビエンナーレの音楽部門監督も務めた。