ブダペスト弦楽四重奏団

ぶだぺすと・げんがくしじゅうそうだんオーケストラ

1917年にブダペスト歌劇場管弦楽団のメンバーによって結成された弦楽四重奏団。38年よりアメリカに定着して活動を展開。ロシア人のヨーゼフ・ロイスマンが第1ヴァイオリンとなって以降、名声を得るようになる。ロマン主義的な歌い回しをしない新即物主義的な解釈や第1ヴァイオリンの絶対的優位を避けた各声部の平等主義を取るなど、現代の弦楽四重奏演奏のスタイルに大きな影響を与える。40年からは米議会図書館つき弦楽四重奏団としても活躍。メンバーチェンジを経て、67年2月まで活動。

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