チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ちぇこ・ふぃるはーもにー・かんげんがくだんオーケストラ
1896年創設のチェコ・プラハを本拠地とするオーケストラ。オーストリア=ハンガリー帝国時代のプラハ国民歌劇場の附属オーケストラが前身。1896年1月の初回公演ではドヴォルザークが指揮を振る。専任のオーケストラとしての独立は1901年。08年にマーラーの指揮で自作の《交響曲第7番「夜の歌」》の世界初演、29年にはターリヒの指揮での《わが祖国》の初レコーディングを果たす。その後政治的影響による悲劇に襲われるが、68年より首席指揮者に就いたノイマンが名門としての地位を築く。チェコ民主化後のプラハの春音楽祭ではクーベリックとの歴史的な再共演も。2012年からはビエロフラーヴェクが20年ぶりに首席指揮者に復帰。