スピリチュアル・ヴァイブス
すぴりちゅある・ゔぁいぶす音楽ユニット・グループ
竹村延和が全面的にプロデュースしたグループ。1993年にシングル『スキーム・スープリーム』でメジャー・デビュー。ジャズをベースにしたクールなクラブ・ミュージック・グループとしてスタートしたが、アンニュイなウィスパー・ヴォイスを持つkiku(vo)のヴォーカルを全面的にフィーチャーした匿名性の高いユニットに変貌。95年にリリースした名盤として名高い『テンダー・ブルー』からは初の日本語詞を導入、サウンドもよりアナログ的なジャズにシフト。翌96年には、さらに木管やナイロン弦のギターを使用した柔らかなジャズ~ボッサ路線で、kikuのヴォーカルを魅力的に伝えた歌ものアルバム『ことばのまえ』をリリースしたが、以後、活動休止状態となっている。