ゲオルク・フリードリヒ
げおるく・ふりーどりひその他
1953年、ドイツのアーヘン生まれのピアニスト。クラウディオ・アラウのマスター・コースと、ハノーバーのベルンハルト・エーベルトのもとで学び、さらにアンドレ・ワッツにも師事する。師であるワッツは彼のことを“魅力的なピアノ技法を音楽の真実に結びつけた”と評した。87~88年に、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏を行い、88年にはカザルス・ホールのオープニング記念に来日し、ベートーヴェンのリサイタルを行なった。同年ヒンデミットのピアノ作品集のCDを録音、89年には前衛的な作曲家アドリアナ・ヘルツキーに献呈された「フランツ・リストのための聴覚の扉」を初演している。また、93年、ワッツとのデュオ(2台ピアノ)でアメリカ8都市のツアーを行なうなど、古典から現代に至る幅広いレパートリーで活躍を続けている。86年以降、デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽大学ピアノ科と室内楽科の教授として、後進の育成にも携わっている。
- 出身地
- 神聖ローマ帝国
- 誕生日
- 1539年4月5日
- 星座
- おひつじ座