ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

うぃーん・こんつぇんとぅす・むじくすオーケストラ

オーストリア・ウィーンを拠点する古楽器オーケストラ。1953年にチェリスト/指揮者のニコラウス・アーノンクールとその妻アリスを中心としたウィーン交響楽団のメンバーによって設立。57年にコンサートを初公開。当初はルネサンスおよびバロック音楽を主としていたが、66年のバッハ「ブランデンブルク協奏曲」全曲演奏によって名声を確立。その後も次第にレパートリーを拡大し、ハイドンやモーツァルトの交響曲にも取り組むほか、アルノルト・シェーンベルク合唱団とも共演。堅実な演奏で知られ、今日の古楽運動のトップに君臨。モンテヴェルディのオペラやバッハのカンタータ全曲集、モーツァルトの初期交響曲集や宗教作品全集などの録音が著名。

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