イリーナ・メジューエワ
いりーな・めじゅーえわミュージシャン
ロシアのゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)生まれのピアニスト。モスクワのグネーシン音楽院でヴラジーミル・トロップに師事。92年、ロッテルダムのE.フリプセ国際コンクールで優勝し、ヨーロッパでの活動を開始する。97年、日本でコンサート・デビューして以来、日本を本拠に活動を続けている。バロックから近・現代の作品までレパートリーは広いが、最近評価の高まってきたロシアの作曲家メトネルの作品紹介にも努めている。2001年には、メトネルの没後50年を記念して主要作品を4夜にわたってシリーズで取り上げ、注目を集めた。2003年にはサンクト・ペテルブルク放送響と、2004年にはカルテット・イタリアーノと共演するなど、ソロ、コンチェルト、室内楽に精力的な活動を展開している。
- 出身地
- ロシア