清田花のモットーは、自分最優先のズボラ育児。その自分ファーストぶりは今に始まったことではなく、妊娠6カ月のころ、友人とお茶をした花はブラックコーヒーを注文。カフェインの影響を心配した友人はデカフェを勧めますが、花は「神経質だなー、お寿司も生ものも余裕で食べてるよ♡」とあっけらかん。ベビー服の水通しも「絶対やらない!」と否定する始末です。それだけでなく、息子のみおくんを保育園に預けたい花は、飲食店を経営する義父に実態と異なる就労証明書を発行してもらうつもりであることを告白。本当は週1の手伝いにもかかわらず、「お義父さんにフルタイムで書いてもらえるから♡」と笑顔で話し、友人をドン引きさせたのです。 さらには「来月、まこちゃん(夫)と旅行に行くの。韓国でーす♡」——。花とおなかの赤ちゃんを心配する友人は「海外でしょ!? 何かあったときどうするの!?」と必死に止めますが花は聞く耳を持たず、実際に韓国旅行に出かけてしまいます。韓国の現地グルメをたっぷり堪能、すると帰国後に恐れていた事態が…「かかりつけのお医者さんには言ってないです」と打ち明けた花に、救急搬送先の医師は「は〜、信じられない。おなかの子が大事じゃないの?」と憤慨しながらもあきれ顔——。検査を受けた花は「問題なし」の結果にホッとするどころか、こともあろうに「なんで怒られなくちゃなんないの!?」とふくれっ面になるのでした。「かかりつけのお医者さんには言ってないです」という花の衝撃告白……。妊娠中の旅行では、体調や妊娠経過によって注意すべきことが異なるため、事前にかかりつけの産院へ相談しておくことが大切です。せっかくの旅行ともなれば、花のように現地のグルメを堪能したくもなるでしょう。しかし、妊娠中は免疫機能が低下し、食中毒など食べ物が原因の病気にかかりやすくなります。生ものを控える、食品を十分に洗浄・加熱するなど、食中毒予防を心がけることが重要です。こども家庭庁も、妊婦が特に注意したい病原体としてリステリア菌とトキソプラズマ原虫を挙げています。なかでもトキソプラズマ原虫は、生や加熱不十分な肉などから感染することがあります。妊娠中に初めて感染すると、胎児に感染することがあり、流産や死産、先天性トキソプラズマ症につながる可能性があるため注意が必要です。出生時に症状がなくても、その後に視力障害などが現れることもあります。妊娠中は、普段なら問題なく楽しめることでも注意が必要になる場合があります。自身の妊娠経過や旅先に応じた注意点を確認し、無理のないスケジュールを組むなど、安全を第一に旅行を楽しみたいですね。また、妊娠6~7カ月は体調が安定しやすい時期ではありますが、子宮が大きくなり始め、張りやすくなるため、性交渉はおなかを圧迫しない体位で無理のない範囲でおこなうことが大切です。出血や張り、痛みがある場合は控え、気になる症状があれば早めに医師へ相談しましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。次の話を読む →監修:関根直子(助産師) 監修者:助産師 関根直子 筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち 【関連記事】妊娠中の妻「何かあっても運命だし」不正出血で救急搬送されてもなお好き放題→極論で夫を言いくるめ…「ママが守ってあげる!」かわいい息子を信じて疑わない盲目ママ。先生「実は…」食い違う意見の真相は友人「妊娠中に海外!?」妊婦「保険入るし平気♡」→マタ旅で韓国へ。あまりにも楽観的な返答にゾッ…