更年期に入ってから、自分のにおいがふと気になることが増えました。「中年女性は独特のにおいがする」と聞いたこともあり、自分では気付かないだけで、何かにおっているのかなと考えるようになりました。歯をしっかり磨いたり、洗髪も丁寧にしたりと気にしていた中で、娘のひと言にドキッとした出来事がありました。【医師解説あり】
娘のひと言にドキッとした日
ある日、娘が何げなく
「学校の先生の口臭とか加齢臭がすごいんだよね」
と話してきました。その先生は多分私と同じくらいの年ごろです。思わず「それって私もそう思われてるのかな」とドキッとしてしまいました。
気になって、その流れで「お母さんはにおわない?」と聞いてみたところ、「お母さんは大丈夫。でも、お父さんはにおう(笑)」とあっさり返されて、少しホッとしつつも複雑な気持ちに。
とはいえ、毎回チェックさせるのも申し訳なくて、「気付いたときに教えてね」とだけ伝えるようにしました。
基本的な対策を意識しておこなうように
私はもともと、香りの強いボディスプレーや柔軟剤はあまり使っていませんでした。できるだけシンプルに過ごしたいタイプです。
それでも、あの出来事をきっかけに「大丈夫と思っていても、気付いていないだけかも」と意識するようになりました。
だからといって何かを足すのではなく、汗をかいた後はそのままにしない、衣類や寝具をこまめに整えるなど、基本的なことを以前より少しだけ丁寧にするようになりました。
気にしすぎないがちょうどいい
においは一度気になり始めると、ふとした瞬間に「今は大丈夫かな」と考えてしまい、どんどん気になるものだと感じました。
だからといって安心したくてフレグランスなどを重ねていくと、今度は混ざったにおいが気になってしまい、逆に落ち着かなくなることもありました。
あれこれ足すよりも、余計なものを増やさず、シンプルに整えるほうが自分には合っているように思います。今は「気にしすぎないけれど、放っておかない」くらいの感覚で気にかけるようにしています。
まとめ
娘の何げないひと言がきっかけで、自分のにおいについて考えるようになりました。何かを足すのではなく、今の生活を整えることを意識するだけでも、気持ちはずいぶん違います。気にしすぎず、それでも無関心ではいない。そのバランスを大切にしながら、自分に合った対策を続けています。
医師による解説:更年期の体質変化に、心と体のトータルケアを
更年期は女性ホルモンの減少により、自律神経や代謝が大きく変化する時期です。これに伴い、体臭や口臭に変化を感じることは珍しくありません。心身の変化を正しく知り、自分に合ったケアを見つけていきましょう。
更年期に「におい」は変化する?
更年期には女性ホルモンの変化により、汗や皮脂の分泌バランスが変わり、体臭や口臭が気になりやすくなることがあります。特に更年期以降は皮脂の成分変化によって、いわゆる加齢臭に近いにおいを感じやすくなる場合があります。また、ストレスや睡眠不足、口の乾燥もにおいの原因になることがあります。
更年期のにおい対策は?
基本は、清潔を保つことと生活習慣を整えることです。汗をかいたら早めに拭く、衣類や寝具をこまめに洗う、頭皮や口腔ケアを丁寧におこなうことが大切です。併せて、十分な睡眠、水分補給、バランスの良い食事を意識しましょう。香りの強い製品を重ねるよりも、シンプルなケアを続けるほうがにおい対策として効果的なこともあります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:駒形依子先生(こまがた医院院長)
著者:伊達敦子/50代女性。2008年、2010年、2012年生まれの3児の母。フルタイムで共働きをしながら子育て中。会社員の傍ら、化粧品検定2級・1級やコスメコンシェルジュの資格を取得し、人々の美しさと自信を引き出すために活動している。
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生 東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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