思いどおりにいかないと激怒し、妻や子どもの大切な物を壊すモラハラ夫・ヒドシ。妊娠・出産を境にモンスター化してしまった夫の仕打ちに苦しむコヨリさんでしたが、「こんな人と結婚したと思われると恥ずかしい」と、誰にも相談できずにいました。限界を迎えたコヨリさんは、SNSに不満を吐き出します。すると投稿は思いがけず大きな反響を呼び……。 「産後のご褒美に」と、1年悩んで購入した大切な化粧水を夫に叩き割られ、誰にも言えない苦しみをSNSに吐き出したコヨリさん。思いがけず大バズりした投稿のコメント欄には、温かい共感だけでなく、「物を壊すのは立派なDV。今すぐ逃げて」という鋭い指摘も届いていました。それでもコヨリさんは、「手を出されているわけじゃないし、DVは言いすぎかも」「機嫌が良いときはやさしいし、一緒に頑張ればパパとして成長してくれるはず」と、夫へのわずかな希望にすがろうとします。しかし、その日の夜。そんな淡い期待を無残に打ち砕く出来事が、コヨリさんを待ち受けていたのでした。一緒に居て、幸せなハズ……その日の夜、機嫌良く帰宅した夫を見て「ずっと怒っているわけじゃない」と安堵したのもつかの間。リビングでおむつを替えた「残り香」に気づいた夫は、「正気?相手の立場に立って考えろよ!」と一瞬で激怒します。コヨリさんが慌てて謝り「そんな大声で怒らないで」と涙ぐんで訴えても、夫の怒りは収まりません。机をバーン!と強く叩き、「じゃあ僕を怒らせるなよ!怒らせるコヨリちゃんが悪い!」と、自分の理不尽な怒りをすべて妻のせいにして怒鳴り散らすのでした。◇ ◇ ◇ ◇ ◇「怒らせるお前が悪い!」と、自分が感情をコントロールできないことまで妻のせいにする夫。これは、モラハラをする人がよく使う「責任転嫁」の言葉でもあります。もしコヨリさんのように、「怒らせてしまった自分が悪いのでは」と感じている人がいたら、その考えを一度立ち止まって見つめ直してみてください。相手の理不尽な怒りは、相手自身が向き合うべき問題です。とはいえ、家庭の中で起きていることを、夫婦だけで解決しようとするのは簡単ではありません。「これって普通じゃないかも」と少しでも感じたら、ひとりで抱え込まず、第三者に相談することも大切です。身近な人には話しづらい内容でも、専門の相談窓口(※)であれば秘密を守りながら話を聞いてもらえます。すぐに離れる決断ができなくても、「今の状況が危険なのか」「これからどうすればいいのか」を一緒に整理してもらえる場所があることを、心に留めておきたいですね。※DVの相談窓口【DV相談プラス】0120-279-889:24時間、専門の相談員が対応してくれます【DV相談ナビ】#8008:お近くの都道府県配偶者暴力相談支援センターにつながります(相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります)次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター ますまゆ 【関連記事】「夫と一緒にいて、本当に幸せ?」暗闇の中で自問自答…気づいてしまった悲しすぎる本音は「昔はやさしかったのに…」夫が豹変!自分第一主義のモラ夫に。理不尽な行動はエスカレートしていき…「DV夫とはすぐ離婚しろ」SNSの指摘に妻「はい離婚、なんて割り切れない」夫を見限れない理由とは