「今日はお風呂、どうしよう……」つわりがひどかったあのころ、立っているだけで精いっぱいでした。髪を洗うどころか浴室に入ることさえ苦しく、何日も頭を洗えないまま過ごしていました。そんなある日、自分の体から思いがけない変化を感じたのです。【医師解説あり】
お風呂がつらい毎日
つわりの時期は、立ち上がるだけで気分が悪くなりました。お風呂に入ろうと決意しても、浴室の湿気やにおいでさらに気持ち悪くなってしまいます。
髪を洗う体力もなく、何日かそのまま過ごす日が続きました。仕方がないと自分に言い聞かせながらも、どこか落ち着かない気持ちを抱えていました。
自分のにおいに吐いてしまった
ある日、ふとした瞬間に
頭皮から嫌なにおい
がしていることに気付きました。普段なら気にならないはずのにおいが、そのときは強く感じられたのです。
そのにおいを意識した途端、さらに気分が悪くなり、思わず吐いてしまいました。つわりで弱っているときに、
自分のにおいが引き金になるとは思ってもいませんでした
。
まとめ
つわり中は無理をしないことが一番だと思いますが、ドライシャンプーの活用や部分浴などできる範囲で清潔を保つことも大切だと実感しました。完璧でなくてもいいから、自分が少しでもラクになれる方法を探すこと。その意識が、つらい時期を乗り切る支えになると感じています。
医師による解説:妊娠中は嗅覚が過敏に
妊娠初期はホルモンバランスの変化により、嗅覚が非常に鋭敏になる「妊娠性嗅覚過敏」が起こりやすくなります。普段は気にならない食べ物の湯気や洗剤、さらにはご自身の体臭や呼気にまで過敏になり、吐き気が誘発されることは決して珍しいことではありません。お風呂がつらい時は無理をせず、ドライシャンプーや拭き取りシートなどを活用し、体力の消耗を避けることを優先してください。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:沢岻美奈子先生(日本産婦人科学会専門医・日本女性医学会ヘルスケア専門医)
著者:高橋久美子/30代女性・会社員
イラスト:ゆる山まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
監修者:医師 日本産科婦人科学会専門医・日本女性医学学会ヘルスケア専門医 沢岻美奈子先生 産婦人科専門医として29年間、約25万人の女性を診察。更年期を中心としたヘルスケア領域が専門で、心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代を、薬だけではなく栄養面やコーチングも取り入れた統合医療で全人的なサポートをおこなっている。
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