「硬いものをかむと激しい痛み」歯の痛みの原因は?歯医者に通って思い知らされたこと【医師解説あり】

「硬いものをかむと激しい痛み」歯の痛みの原因は?歯医者に通って思い知らされたこと【医師解説あり】

5月15日(金) 11:15

アラフォーの私は年齢を重ねてもまだまだ元気で、体の不調はどこか他人事のように感じていました。多少の無理をしても回復するのが当たり前で、好きなものを好きなだけ食べられる日常がずっと続くと思っていたのです。そんな私が、ある日突然「硬いものがかめないかもしれない」という現実に直面しました。きっかけは、昔から続く「食いしばり癖」でした。【医師解説あり】 昔から食いしばりが強かった私 私は昔から歯ぎしりや食いしばりが強く、「夜の歯ぎしりがうるさい」と、家族にも指摘されるほどでした。それでも若いころから大きなトラブルはなく、日常生活に支障はありませんでした。 ところが2025年、虫歯の痛みをきっかけに治療を受けてから、なぜかほかの歯まで次々と痛み始めたのです。 最初は治療直後の違和感かと思いましたが、日を追うごとにかんだ瞬間の鋭い痛みが増していきました。どうやら長年の食いしばりによって歯への負担が蓄積し、細かな亀裂やダメージが表面化したようでした。 好きな食べ物がかめないという恐怖 かみ合わせのわずかなズレで、歯にかかる圧力は大きく変わるそうです。体調が悪い日は、ナッツやフランスパンのような硬いものを口にした瞬間、電気が走るような痛みに襲われました。 食べることが好きな私にとって、それは想像以上にショックでした。まだ40代なのに、この先ずっと柔らかいものしか食べられないのではないか……。そんな不安でサーっと血の気が引くような感覚になりました。 落ち込んでいたある日、家族と一緒にハヤシライスとスープを食べました。夫が「これなら食べられる? おいしいね」と言ってくれて、年がいもなく涙が。 柔らかくても満足できる食事があると示してくれたことが、静かに心に染みました。うれしさと同時に、やはり健康な歯で食事を楽しみたいという気持ちも強くなりました。 定期的な歯医者通いで見えた希望 その後、定期的に歯科へ通い、かみ合わせの調整や部分的な処置を受けることにしました。ほんのわずか歯を削るだけで力のかかり方が変わり、かなり痛みが軽減したので驚きました。 当たり前のように使っていた歯が、実はとても繊細なバランスの上に成り立っていることを思い知らされました。若いころには気にも留めなかった「体のメンテナンス」という言葉の意味を、身をもって理解したのです。 まとめ 好きなものを自由に食べられることは、決して当たり前ではないのだと、改めて気付かされました。歯は替えのきかない大切な存在であり、日々の積み重ねが未来の快適さを左右します。 これから先もおいしく食べ続けるために、自分の体と丁寧に向き合っていきたい!と、前向きに思えるようになった出来事でした。 医師によるアドバイス:「食いしばり」が歯に与える影響とケア 加齢による変化は誰にでも訪れますが、実は何げない日常の習慣が影響していることも少なくありません。硬いものが噛めなくなるメカニズムと、健やかな歯を守るための対策を解説します。 ■無意識の「食いしばり」が歯を壊すことも 虫歯がないのに歯が痛む原因の多くに、無意識の「食いしばり」や「歯ぎしり」があります。40代は長年の負荷が蓄積し、歯に目に見えないほどの細かなヒビが入ったり、歯を支える組織が炎症を起こしたりしやすい時期です。「硬いものがかめない」という違和感は、体からの重要なサインです。 ■「かみ合わせの微調整」の重要性 かみ合わせは、髪の毛1本の太さ(約0.1mm)のズレでも違和感が生じるほど繊細なものです。体験談にあるように、特定の歯にかかる負担を「咬合調整(少し削るなどの処置)」で逃がしてあげるだけで、痛みが劇的に改善することは珍しくありません。我慢せず、早めに相談することが大切です。 ■未来の歯を守る「マウスピース」という選択 食いしばりの自覚がある場合は、夜間に「マウスピース(ナイトガード)」を装着するのも非常に有効です。物理的に歯への衝撃を和らげることで、歯の寿命を延ばすことができます。「痛くなってから治す」から「痛くならないように守る」へ、定期検診をメンテナンスの習慣にしていきましょう。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修:川田悟司先生(川田歯科医院院長) 著者:大野肉美/40代女性。2015年、2019年生まれの女の子のアラフォー母。育児の傍ら在宅ワークをおこなう。趣味はK-POPや音楽活動。日常生活のクスっと笑えるエピソードを読んだり聞いたりするのが大好き。モットーは「一日一笑」。 イラスト:マメ美 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月) 監修者:医師 川田 悟司 先生 川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。 【関連記事】 40代の髪のパサつき「美容室へ行けなくてもツヤが戻る?」時短ヘアパックとは<ときめけBBA塾> 「わかりみが深い…」人生の先輩方が言っていたことを実感中の50代<五十路日和> 夫「何やってんだ」カレーを温めただけで怒号。モラハラ元夫のルールに限界<離婚の理由>

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