リサさんは、夫・えいじさんと結婚1年目で、現在妊娠中です。バリキャリで既婚・子どもを持たない選択をしている「ゆうさん」と、独身で推し活が趣味の「のんさん」とは、高校と大学の同級生で、卒業後も親しくしている友人です。リサさんは女子会で、のんさんの結婚、ゆうさんの出産について次々に口を出します。2人が「今のままでいい」と伝えても、「貧乏生活から勝ち組になったからアドバイスしているのに」と、言うことを聞かない2人に不満です。 リサさんは、息子・ミライ君の出産祝いに訪れたのんさんとゆうさんに、「今すぐ妊活・婚活を始めて!」と再び妊活・婚活を強要します。ゆうさんは強く反発しますが、リサさんは2人が帰ったあとも、友人たちを「負け組」と見下していました。ゆうさんは、夫が男性不妊であることを秘密にしており、この一件でリサさんとは距離を置くことを決意しました。一方、マイホームや2人目など、さらなる幸せを追い求め、浮かれていたリサさん。しかしある日、えいじさんのカバンから高級ヘアアイロンのレシートを発見! すぐに浮気と気付くと、えいじさんを問い詰めました。えいじさんは最初、「同僚に頼まれた」と言い訳しますが、リサさんに「会社に確認する」と言われたことで、浮気を認めます。ひと月前から女子大生と関係を持ち、会うたびにお金を渡していたと白状しました。リサさんは、自慢だった『幸せ』が、あっと言う間に崩壊してしまい、呆然として涙も出ませんでした。それからの日々は……。理想の家庭から一変…それからというものの、リサさんは荒れ果てます。相手の女子大生から慰謝料として30万円を受け取りますが、怒りが収まることはありませんでした。義母も夫の味方。実の両親も頼れず、孤独になったリサさん。「夫のしたことは絶対に許せない」「でも、絶対に離婚はできない」幼い子を抱えて、また昔の貧乏生活に戻るくらいなら、このまま耐えてみせると腹をくくりました。しかし、半年後もえいじさんへの罵倒はなくなることがなく、夫婦関係はぎくしゃくしたまま。夫が言う「飲み会」も、「また女の所に行くんじゃないの?」と疑ってしまうのです。夫と言い合いになり、「広くて暖かいこの家は、地獄に変わってしまった……」と絶望します。リサさんは、こんなときでものんさんやゆうさんを引き合いに出し、「私のほうが幸せだよね……?」と涙を流しながら自分に言い聞かせるのでした。▼リサさんのように「幸せ」を「結婚」や「家庭」といった形だけで測りすぎると、それが揺らいだ瞬間に自分自身まで崩れてしまう――そんな現実を突きつけるエピソードでした。夫の裏切りは決して許されるものではなく、怒りや悲しみを抱くのは当然のことです。しかし、その感情に飲み込まれたまま罵り続け、我慢と不信の中で過ごす日々は、やがて自分の心もすり減らし、子どもにも影響を及ぼしてしまうでしょう。大切なのは、「耐えること」ではなく、この状況の中で自分と子どもにとって何が最善なのかを見つめ直すこと。苦しさを抱えたまま現状にしがみつくのではなく、どうすれば少しでも健やかに、穏やかに生きられるのかを考え、選び取る覚悟が必要なのかもしれませんね。次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち 【関連記事】幸せアピール女が地獄へ。「もう会わない」親友の悪意を知った今、思うことは<押し付けマウント女子>「いつ結婚するわけ?」妊娠中の女性、独身友人に嫌味な質問!ムキになるワケ<押し付けマウント女子>浮気疑惑の夫が自白「話すよ…」衝撃の事実に妻「吐きそう」「涙も出ない」<押し付けマウント女子>