出産予定日より1週間早く陣痛がきたときのことです。仕事が忙しく立ち会いや付き添いはできないと言っていた夫ですが、その日はタイミングよく自宅にいたため一緒に病院へ行きました。
赤ちゃんと対面直前に失踪した夫……実は!
陣痛が激しくなり、夫は私の腰や背中をさすりながら、そばにいてくれました。しかし、よかったのはここまででした……。破水から30分弱で赤ちゃんが誕生! 助産師さんとお医者さんと喜びを分かち合っていました。
その後、カンガルーケアをしたり初めての授乳をしたりと1時間くらいが過ぎていました。そして、ついに夫と赤ちゃんとご対面となったそのとき、夫が失踪……!
なんと赤ちゃんが誕生してから1時間の間に、夫は病院から失踪してしまったのです。夫と赤ちゃんとのご対面は、誕生から2日後となりました。
夫は自分が主役じゃないと気が済まない性格で、失踪した理由を聞くと「だって、おかしいじゃん?」と言い始めたのです。どうやら、「分娩室が歓喜で沸いているのに自分が同席していないのはおかしい!」と思ったそうです。思いもよらぬ理由に衝撃を受けました。
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出産後すぐに面会できる病院もありますが、分娩後すぐにカンガルーケアや初乳を与えるところもあるなど、産後すぐの過ごし方は病院によって違います。
カンガルーケアとは、産後すぐに母親と赤ちゃんが直接、肌と肌を触れ合わせることで、親子の絆を深めるケアです。もともとはNICUに入院中の早産児などを対象に行われていましたが、体験談のように正期産時の出産直後にも行われ、早期母子接触とも呼ばれます。一方で、元気で生まれてきた赤ちゃんでも、呼吸状態に異常が起きてしまう場合も。医療機関のなかには分娩台に横になっている母親に赤ちゃんを渡すところもあり、赤ちゃんがうつ伏せの状態になりやすく、呼吸がしにくくなる恐れがあります。
また、カンガルーケアをしているときに初乳を与えることで、母乳の分泌を促すホルモンが働くと言われています。初乳には免疫物質が豊富に含まれ、初乳を飲むことで感染防御機能を持つと言われています。赤ちゃんとの最初のスキンシップ、幸せな時間を過ごしてくださいね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修者:関根直子(助産師)
著者:吉田咲/30代・女性・会社員/娘を育てるワーママ。趣味はアニメ鑑賞。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者:助産師 関根直子 筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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