ペキ子さんは、夫の優一さんと2人暮らし。優一さんは公務員として働く次男で、イケメンかつやさしい性格の持ち主。ペキ子さんにとってはまさに完璧な夫です。そんなペキ子さんは、幼いころから「完璧な母親」になることを夢見てきました。そしてついに、その願いが叶い、妊娠が判明します。優一さんはその知らせをとても喜び、同時にペキ子さんのつわりを気遣って心配しました。するとペキ子さんは自ら調べたつわり対策を説明し、優一さんに大量のお手製本を渡します。さらには、おなかの赤ちゃんのためと言い、無茶な生活リズムを優一さんに強要したり、就寝時にクラシックをかけ続けたりしました。 ペキ子さんの徹底ぶりに優一さんは引いてしまい、会社の先輩に相談。最初は「解決はむずかしい」と言い、離婚をすすめていた先輩たちですが、離婚を断固として拒否する優一さんを見て「それなら少し見守ったら?」と助言。思い直した優一さんが、帰宅すると、ペキ子さんのつわりに苦しむ声が聞こえてきました。優一さんはペキ子さんの体調を気遣うも、ペキ子さんは「つわりじゃない」と否定します。ペキ子さんの言葉に戸惑いつつ、優一さんは「これから始まるかもしれないし、そのときは何でもするから!」とやさしく寄り添いますが……。妻が負けたくないのは…「私は完璧な母親になるの! つわりなんかに躓いたりしない」そう言い残し、ペキ子さんは自室にこもってしまいます。その後、ペキ子さんは友人とのグループメールに返信。偶然にも、グループにいる葵さん、美咲さんも妊娠中です。ペキ子さんは、葵さんを「B」、美咲さんを「C」とランク付けして見下していました。ペキ子さんのランク付けしてしまう性格は、母親の影響。「ランク下の2人に遅れをとりたくない」そんな思いから、ペキ子さんは葵さんたちと同じタイミングで妊活をしていたのでした。親の何気ない言葉や態度は、子どもの中に“当たり前の価値観”として残っていくことがあります。人を比べたり、優劣で見たりする癖は、その後の人間関係や生きづらさにもつながりかねません。子どもにどんな言葉をかけ、どんな姿を見せていくのか、改めて考えさせられるエピソードでした。次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ 【関連記事】「つわりは怠慢の証拠」「だからつわりにはならない」追い詰められた妻が夫に懇願したことは?妊娠した妻「全部読んで勉強してね」夫「え…」→喜んでいた夫が青ざめた、妻が渡したものとは?妻「おえっ」夫「つわり辛そう…休んで」妻「つわりじゃない」明らかにつわりなのに?妻が認めないワケ