直毛の髪に、どこか物足りなさを感じていた私。雑誌や街で見かける、柔らかく動きのあるパーマスタイルに目を奪われるたび、自分も一度は挑戦してみたいと思っていました。写真を用意し、美容室の椅子に座ったあの日は、少しの緊張と、それ以上の期待が入り混じっていたのを覚えています。
憧れを形にした初パーマ
長年の憧れをかなえるべく、30代のある日、私は思い切ってパーマをかけることにしました。訪れたのは、60代の男性がひとりで営んでいる個人経営の美容室で、少し昔ながらの落ち着いた雰囲気のお店でした。
用意していた写真を見せながら、
「強すぎない、ふわっとした感じでゆるめに仕上げてほしい」
と伝え、これで理想に近づけるかもしれないと内心期待していました。
数日後に気付いた違和感
仕上がった直後は、想像していたよりも悪くなく、このくらいなら大丈夫かもしれないとほっとしていました。
ところが、数日たつと
髪の毛は次第にチリチリとした質感に変わり
、朝起きるたびに扱いづらさが増していきました。鏡に映る自分は、思い描いていたゆるいパーマとは違い、寝起きのまま整えきれずにいるような姿で、見るたびに違和感を覚えました。
憧れのまま終わった理由
スタイリングを工夫してみても、うまくまとまらず、外に出る前に気分が下がってしまうことが増えました。楽しみにしていたはずのパーマが、いつの間にか負担に感じられるようになり、私には扱いきれないものだったのだと実感しました。それ以来、再びパーマをかけようとは思えず、憧れは心の中にしまったままになっています。
まとめ
初めてのパーマ体験を通して、自分の髪質や生活スタイルに合うかどうかを知ることの大切さを実感しました。理想だけで選ぶのではなく、無理なく付き合える選択が、自分にとって一番心地よいのだと、今では思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:幸田幸絵/30代女性・会社員
イラスト:藤まる
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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