妹の結婚が決まり、式の前には両家の家族が顔を合わせる「顔合わせ(紹介)」の席が設けられました。大切な場面だからこそ、少しの出来事が強く印象に残るものだと、このとき実感することになりました。
顔合わせの席で起きた、思いがけない出来事
顔合わせ当日、父は普段から「約束の時間より早く来るのが当たり前だ」と口にするタイプでした。ところがその父が、この日に限って時間に遅れて到着しました。あとからわかったのは、集合時間をきちんと把握していなかったという理由でした。
ようやく席が整い、家族の紹介が始まったのですが、ここでも予想外の出来事が起こります。父が緊張していたのか、私の名前を呼ぶ場面で、まったく別の親戚の名前を口にしてしまったのです。妹の名前ならまだしも、いとこの名前だったことに、内心かなり驚きました。
重なった出来事で広がった気まずさ
遅刻に加え、名前の言い間違いが重なり、場の空気はどこかぎこちないものになっていきました。私はそのまま黙っていることができず、自分で名乗る形になり、結果的に全体が少し気まずい雰囲気になってしまいました。
大切な妹のための場であるはずなのに、頭の中では落ち着かない気持ちが残ったまま、顔合わせは終わりました。
結婚式の後に気付いた、もう1つの後悔
結婚式当日、私は大好きな妹の晴れ姿を残そうと、写真をたくさん撮っていました。式も無事に終わり、数日後に写真を見返していたとき、あることに気付きます。
妹とのツーショット写真が、1枚もなかったのです。あれほど写真を撮っていたのに、自分が写っているものはほとんどありませんでした。その事実に気付き、しばらくの間、落ち込んでしまいました。
まとめ
この一連の出来事を通して、私は自分自身の結婚についても考えるようになりました。また、写真については、後から後悔しないよう、妹に今回の失敗談を伝えました。今では「次はお互いに撮り合おう」と自然に声をかけ合うようになり、撮りあいっこが当たり前の流れになっています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:八尾泰子/30代女性・会社員
イラスト/きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
【関連記事】
「若いママを困らせてる!?」いつの時代にもいる、全身全霊であやしてくるおばさま<五十路日和>
「見えてるよねぇ」突然の激しいノック。濡れた土のにおいと、女の真っ暗な瞳<恐怖体験>
「帰って寝たい」右胸の痛みの正体は乳がん。医師の説明を聞いて最初に思ったこと<厄年に乳がん>