当時2歳だった娘と借家に引っ越してきた私たち。私はさっそく、隣家へあいさつに伺うことにしました。隣に住んでいたのは60代のご夫婦。対応してくれた奥さんにあいさつをしたのですが、初対面でそこまで踏み込んだことを言われるとは思いもしませんでした。
人の容姿を指摘する隣人
娘が昼寝をしている間、夫に娘を見てもらい、私ひとりで引っ越しのあいさつへ。隣の奥さんは、ゴミ当番のルールや自治会のことなどを快く教えてくれ、私は「とても親切な人でよかった」と胸をなで下ろしました。
お互いの身の上話を少し交わし、会話が終わりかけたときのことです。奥さんが私の体を見て、
「もしかしておなかに、もう1人いる?」
と聞いてきたのです。当時の私は産後太りが解消されず、おなかがポッコリと出ていました。恥ずかしくなり、照れ隠しで笑いながら「産後太りなんです~」と返した私。
すると奥さんは、
「え? 産後? 娘さんもう2歳だよね」
と追い打ちをかけてきたのです。「そこまで言わなくても……」とモヤモヤしつつも、私は苦笑いしながら「なかなか痩せなくて」と答え、その場を切り上げました。
後日、自治会の大掃除があったときのことです。作業が終わり解散となった直後、私は偶然聞いてしまいました。隣の奥さんが、2軒隣の住人にひそひそと
「〇〇さん、すごく太ってたわね~」
と、別の方の容姿について話していたのです。
それを見て、私は痛感しました。「隣の奥さんは、他人の体形を指摘せずにはいられないタイプなんだ」と。
私は、人の体形に口を出したり、陰で噂したりする人にはあまり好感が持てません。それでも、隣人として波風を立てないよう、笑顔でのあいさつを欠かさないなど、良好な関係を保つことを意識して過ごしました。
その後、事情があって私たちは引っ越しました。現在では夫と「そんな人もいたね」と振り返る思い出話になっています。今思えば、その奥さんもふくよかな体形だったので、実は自分自身も気にしていたのかもしれません。
しかし、この一件を通じて、私は「人の容姿について指摘してはいけない」と改めて強く心に刻んだのでした。
著者:山川恵理/30代女性。2018年生まれの女の子を子育て中のママ。派遣社員として工場で倉庫作業をしつつ、自身の経験をもとに妊娠、出産、育児の体験談を執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
※AI生成画像を使用しています
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