「年明けまでアメリカ出張に行くことになった」。ある日、突然夫にそう言われて私は頭を抱えました。わが家には、やんちゃで手のかかる5歳の双子がいます。まさか、お正月まで何カ月もワンオペで乗り切らなくてはならないなんて……! そして、そんな私に追い打ちをかけるような、ある出来事が起きたのです。
新型コロナに感染!自宅での過ごし方に悩む
夫が出発してすぐに悲劇は起きました。双子と私が新型コロナウイルスに感染してしまったのです。双子は軽症で済んだのですが、私だけ熱が下がらず、ずっと高熱のままでした。近くに実母が住んでいたのですが、高齢であるため、感染リスクを考えると母に頼ることはできません。
双子は暇を持て余し、自宅での過ごし方に困った私は、とっておきのアレ……週末以外は封印しているゲーム機を出すことに決めました。平日はさせないようにしていたのですが、なりふり構ってはいられません。
退屈している双子に、今週は特別にゲームし放題だよ!と伝え、ゲーム機を隠してある扉を開けました。そして思わず叫んだのです。
出張中の夫がやらかしたこと
なんと、隠してあったゲーム機がなくなっていたのです。
犯人は夫でした。信じられないことに、アメリカにゲーム機を持っていってしまったのです。どうやら夫は「暇なときに遊ぼう」という軽い気持ちでゲーム機を持ちだしたようです。
「仕事をしに行ったんじゃないの!? 私ワンオペなんだよ!? 何考えてるの……!?」
。
すぐに夫に国際電話をかけ、ひとしきり怒鳴ったあと、私は絶望的な気持ちで電話を切りました。よりによって、今ゲーム機がないなんて……!
不幸中の幸いで、その後、心配した私の弟がすぐに同じゲーム機を貸してくれたため、双子は楽しく自宅で過ごすことができました。私の症状も快方に向かい、結果的に“ゲーム事件”はそのまま事なきを得たのです。夫は反省したのか、電話で何度も謝ってきたのですが、一番しんどいときに大切なものを持っていかれたという恨みを私はずっと忘れることができませんでした。
著者:木下うめ子/30代女性。2018年生まれの双子の母。自閉症の双子のサポートに日々奮闘中。管理栄養士の資格を持っており、食べることが大好き。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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