息子が小学2年生だったころのお話です。授業参観日の授業内容は、家族と出かけたときの思い出について書いた作文を発表するというものでした。
ちょうど淡路島へ旅行したタイミングだったので、きっとそのことを書いたのだろうと私は予想。息子にとって、どんな思い出になったのか、息子が読む番まで楽しみにしていたのですが……。
息子が語る“家族との思い出”に覚えがない理由
やっと息子の順番がきてタイトルを読み始めたのですが、そのタイトルは「ボートをみてきたよ」でした。
ん? ボート? そんな物を見に行った覚えはないけれど……と不思議に思いながら聞いてると、「おじいちゃんとボートを見に行きました。たくさんのボートが競争していました。どのボートが1番になるかをおじいちゃんと見ていました」と発表し出してびっくり!
それってつまり、競艇!? お父さん、私の知らない間に息子を連れて競艇へ行ってたってこと!? とあきれつつ、ほかの保護者もいるなかでそんなことを発表されたのが恥ずかしくて、顔面蒼白になりながら、慌てて教室から出て帰りました……。
その日の夜、父には息子を競艇へ連れて行かないようにお願いしました。今後、息子と出かけるときは、きちんと行き先を私に告げてもらいたいと思った出来事です。
著者:細山まゆ/40代女性・介護士。男の子2人の母で犬2匹と暮らしています。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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