私の働く会社には、和式と洋式のトイレがあります。和式トイレではある動作が自然と体を鍛える形になり、更年期前後に感じる尿漏れへの不安が軽くなりました。しかし和式トイレは少なくなってきています。そこで洋式トイレでも工夫して続けられる方法を考え、実践してみました。その体験をお伝えします。
和式トイレでスクワット
和式トイレは、しゃがむことで用を足すため、スクワットをしているような状態になる場合があります。
そこで私は、和式トイレで用を足すたびに10回ほどスクワットをするようになりました。1日に4回から5回はトイレに行くので、合計40~50回くらいはスクワットができます。社内で体を動かす時間が確保できるので、運動不足の解消になっています。
洋式トイレではおしりスクワット
洋式トイレは和式トイレとは違ってスクワットは難しいと思われそうですが、実は工夫すれば可能です。それはおしりスクワットです。用を足して下着や洋服を元に戻した後、便座ギリギリまでおしりを下げます。
そして最後におしりをキュッと引き締めます。膝はあまり曲げずにおしりを引き締めることを意識すると膝への負担も軽減できます。トイレでのスクワットを継続することでおしりが少し上がってスッキリして見えるようになりました。
更年期世代に必要な運動を手軽に
更年期世代になって仕事や子育てなどで忙しく、運動をする時間を確保するのは至難の業でした。
しかし、忙しい中でもトイレには行くので、その都度スクワットをすることで1日40~50回のスクワットが可能になり、尿漏れ対策やおしりの引き締めもできるようになりました。会社の同僚からも腰周りが引き締まったように見えると言われ、自信もつきました。
まとめ
更年期世代にとって、運動不足や筋肉の衰えからくる尿漏れなどの悩みは尽きることがありません。トイレでスクワットをする際は、周囲の広さ、安全性を十分確認することが必要です。また1度に何十回も取り組むとトイレに長居なんてことにもなるので、10回程度が良い感じでした。私の場合は軽い運動でストレス解消にも役立ちましたので、一石二鳥となりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:伊達 敦子/50代女性。3児の母。会社員の傍ら、化粧品検定2級、1級を取得し、コスメコンシェルジュの認定を受けたエキスパート。人々の美しさと自信を引き出すため、日々活躍中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者:医師 くぼたクリニック松戸五香院長 窪田 徹矢 先生 獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
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