良留以久奈さんは夫と子どもの3人暮らし。ある日、家計用の口座を確認すると、お金が減っていることに気づきます。不思議に思い夫に尋ねると、「内緒で美容品とか買ってるんじゃないの?」と以久奈さんのせいにされモヤモヤしてしまいます。すると、自宅で夜のお店の「リピーター限定」割引チケットを発見してしまい……!? 話し合いが進まない中、娘が帰宅すると夫は話し合いから逃げようとします。以久奈さんは「こんな奴のために無駄に急に怒りの感情出させるのも可哀想か……」と娘を巻き込みたくない、娘がかわいそうという想いを優先します。そして「ムスメのいない時に続きは話す……」とモヤモヤした気持ちをグッと堪え話を中断させるのでした。娘を見てニヤつく夫の本心とは以久奈さんとの話し合いが中断しニヤつく夫は「俺は知ってる……」「結局、時間が経てばいつも通りになることを」と心の中で呟きます。自室へ戻ろうとすると娘を見つけ嬉しそうに話しかける夫。しかし娘は顔をしかめ「……なに?」と返事をします。そんな冷たい態度の娘を見て「髪色が俺そっくり」「可愛いやつめ」とニヤつく夫。そんな夫を無視するように娘は自室へ向かうのでした。自室へ向かう娘の後ろ姿を眺めながら「反抗期だなぁおい」と微笑む夫。その微笑みは成長を喜ぶものではなく「仮に離婚しても……」「絶対にお前に執着したくなるじゃねぇか」という思いからの微笑みだったのです。そして「ずっとお前といれるのなら……」「夜の店だって我慢できる」と決意するのでした。◇◇◇夫のニヤつきは、家族への愛というより“執着”の気配に見えます。娘を前に「ずっと一緒にいられるなら夜の店もやめられる」という夫の表情に、どうしても違和感を覚えます。夜のお店通いをやめる理由が、家計と子どもの安心を守るためであってほしい——そう願うばかりです。次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター じむ 【関連記事】「ピチピチの20歳が♡」甘い誘惑に鼻の下を伸ばす夫→我慢を誓った夫の結論は<家計を使いこむ夫>「こんなにお金減ってた?」家計用の口座を確認しあ然→夫に詰められる私…すると謎の紙?実は!「こんな奴のために…」娘が帰宅、離婚話しから逃げようとする夫→私が下した決断は…