娘に白い斑点が「まさか…」自分の体を確かめた私が検索した結果、病名に震えて<娘の尋常性白斑>

娘に白い斑点が「まさか…」自分の体を確かめた私が検索した結果、病名に震えて<娘の尋常性白斑>

10月12日(日) 17:55

フワリーさんが幼少期にかかった皮膚疾患の尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)。娘さんも同じ病気を発症したことで、病気と向き合うことになり、その過程で見えてきた病気との付き合い方についてつづったマンガ。小学生のフワリーさん。尋常性白斑(白い島)の治療として、塗り薬と家庭用ブラックライト(紫外線照射装置)を照射する治療を始めます。毎晩、おなかに紫の光を照射するだけでしたが、子どもの集中力は続きません。さらに家族の事故などが重なったことで、いつしか白い島のことは家族も忘れてしまって……。 その後、短大生になったフワリーさんは、生理不順の相談で婦人科を受診します。腹部エコーを受けていると、「この白いのは!」と突然、先生が声を上げます。肌の色が抜ける病気だと指摘され驚くフワリーさんでしたが、その後はまた放置。さらに月日は流れ、結婚し母になったフワリーさん。ある日、長女を見て驚きます。長女のまぶたには白い斑点ができていました。さらに……。やばい! やばい! やばい!娘のまぶたに、小さな白い斑点が現れました。最初は「ん? なんか白い?」程度で、気にも留めなかったんです。ところが1カ月たたないうちに、それははっきりと色が抜けたように目立ってきたのです。「はたけ※(単純性粃糠疹のこと)? いや、これ……この白いやつ……」頭に浮かんだのは、自分の肌にある白い島のことでした。※はたけ(単純性粃糠疹:たんじゅんせいひこうしん)は自然治癒傾向が強い疾患ですが、乾燥時は保湿剤の使用が推奨されます。また、尋常性白斑など類似疾患との鑑別が必要な場合があるため、気になる症状があれば皮膚科を受診しましょう。その夜、お風呂で自分の白い島をじっくり観察してみると、以前2カ所あった白斑のうち1つは自然に消えていました。しかし、もう1カ所は確実に広がっている。「やばいじゃないか、これ……!」不安に駆られ、慌ててスマホで検索しました。「肌白く 抜ける」──検索結果に出てきたのは、「白なまず?」「尋常性白斑…!?」の文字。それまでどこか他人事だった“白い島”が、この瞬間、私の中で一気に現実味を帯びたのです。----------------フワリーさんにできた白い斑点は、おなかにできて隠すことができたこともあり、どこか他人事だったのですが、娘さんに同じ症状を見つけて初めて現実味を帯びたそう。ささいな体の異変だとついうっかり放置しがちですが、正しい判断と適切な治療のためにも、できるだけ早く病院で相談することが大切ですね。次の話を読む →※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター フワリー 監修者:医師 LIKKAスキンクリニック院長 林瑠加先生 慶應義塾大学形成外科学教室に約10年間在籍し、一般形成外科、小児、再建分野を幅広く担当。2015年からは4年半、カンボジアに居住し現地での臨床にも従事した。帰国後は形成外科に加え皮膚科、美容皮膚科の経験を積み、2024年11月に品川区西五反田に「LIKKAスキンクリニック」を開業。患者の身近な悩みに対応すべく、保険・自由診療双方からのアプローチで診療をおこなっている。【関連記事】「尋常性白斑!?」娘は免疫が自分を攻撃する皮膚病に。それを知った母の後悔は<娘の尋常性白斑>「えっ?」おなかに現れた謎の白い島。小学生の私に起きた皮膚の異変とは<娘の尋常性白斑>「まさか娘にも…」長年放置した皮膚疾患。娘のまぶたに異変が<娘の尋常性白斑>

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