前の話を読む。
義父は家族だからと歯ブラシまで共有する人だった。妻は義父のことを夫に相談すべくマンションに行くと、見知らぬ女性が室内にいて…。
■あなたは誰?
■大混乱!
■夫が帰宅!
■夫の言葉を信じるべき?
夫しかいないはずのマンションの室内から、見知らぬ女性が現れました。驚きで声も出ない妻を前に、その女性はなぜかまったく動じていません。
さらにもうひとり、知らない女性が姿を見せます。次々と目にする光景に、妻の胸はざわつき、混乱は深まるばかり。
そこへ慌ただしく夫が帰宅。妻の姿を見た瞬間、夫の表情が一気にこわばり、あからさまに動揺します。
「飲み屋の同伴」――苦しい言い訳のような説明に、妻の疑念は一層強まりました。
真実を問いただそうとする妻に、女性たちは「店に戻る」とだけ告げて去っていきます。残されたのは夫と妻。そして妻の胸に不信と不安が広がっていくのでした。
(紙屋束実)
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