私が社会人になりたての右も左もわからないころ、とても親切にしてくれた会社の男女の先輩がいました。2人とも「田中さん」（仮名）というお名前で、私や同期たちはてっきりご夫婦だと思っていたのですが……。 新人の私に親切にしてくれた「田中さん」という2人の男女の先輩。一緒の家に帰っていく姿を目撃した同僚もおり、苗字も同じなので、私や同期たちはずっとご夫婦だと思っていました。 数年経ち、私が結婚することになった際、お世話になった田中さん夫婦に式のスピーチをお願いしようと2人に話すと……2人から衝撃の事実を知らされることに。なんと、2人は夫婦ではなく、不倫関係だと言うのです！ 同期や私たちは知りませんでしたが、なんと先輩方は2人の関係を知っていたようです。面倒見がよく、親切でまさに理想的な2人だったため、まさか不倫関係だったなんて……としばらくはショックが大きかったです。何か理由があったのかもしれませんが、平然と不倫関係を続ける2人を私は理解することができず、その後田中さん方とは会社でも気まずい雰囲気に。仕事もやりづらくなってしまい、結局私は会社を退職することにしました。 退職後しばらくして、会社はさまざまな理由から倒産したようです。そのときまで、相変わらず田中さん方は夫婦同然のラブラブ関係だったとのこと。当時の同期から話を聞きました。会社が倒産したあと、2人がどうなったかは知りませんが、今思い出しても「理解できない……」と思う経験です。 著者：橘すみれ／30代女性・マイホームが夢の30代主婦です。双子姉妹の母。 作画：あさうえさい ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年7月） ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように！ 【関連記事】 「彼氏に確認するべき？」結婚のワードが重すぎる！悩んだ結果！？＜7年ぶりの再会＞ 「いつでも来ていいよ」ひとり暮らしを開始し、彼にそう告げた結果…！？＜7年ぶりの再会＞ 「これ見て」急展開！姉が持ってきたチラシに書かれていたのは＜7年ぶりの再会＞