俳優の阿部寛が、都内で行われた日曜劇場『キャスター』完成披露試写会に、永野芽郁、道枝駿佑(なにわ男子)、宮澤エマ、岡部たかし、音尾琢真、高橋英樹と共に出席。本作での永野の芝居を振り返った。
【写真】完成披露試写会に登場した阿部寛
オリジナル脚本で描く本作は、テレビ局の報道番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。“世の中を動かすのは真実!”という信念の男・進藤壮一を阿部、報道番組「ニュースゲート」の総合演出を担当する・崎久保華を永野、入社2年目のアシスタントディレクター(AD)・本橋悠介を道枝が演じる。
本作の役作りについて聞かれた阿部は、キャスト陣でTBSの報道番組『news23』の現場を訪れたことを告白。「裏側とかそういうのを見させてもらって。色んな人が動いていて、色んな部署があって、これだけ多くの人がいて、それぞれの仕事を持っていてやってるんだっていうのを、その時に何時間かご一緒させていただいて、見た」と振り返った。
続けて阿部は「この裏側の人間模様っていうのは、実際のニュース番組には出ないけれども、そういうものをちゃんと描かなきゃいけないなということを学んできた瞬間でもあったんです。だからすごくためになった」としみじみ。さらに「キャスターっていうのは冷静じゃなければいけないけど、その中にちょっとした感情を伝えていくということもあるんだなっていうことを思いながら、表現の仕方をずっと増やしていこうと思ってやっていました」と演技の参考にしたことを明かした。
本作の撮影は1月に始まったそうで、阿部が「寒くて寒くてしょうがなくて」とぼやく場面も。寒さのあまり発声がしにくくなったこともあったと打ち明け、永野のとあるシーンに関しては「『きっと芽郁ちゃん失敗するだろうな』と思って楽しみにしていたんです。楽しみにしていたら1発のリハで成功した」と永野は寒さに負けず滑舌良くセリフを言い切ったことを報告。永野は「失敗するの楽しみにしないでくださいよ(笑)」と笑っていた。
日曜劇場『キャスター』は、TBS系にて4月13日より毎週日曜21時放送。
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