当時3歳の娘が通い始めたスイミング教室で、ママ友Aさんと仲良くなりました。家が近所だというAさんは、私にやさしく話しかけてくれたのです。そこから打ち解けるようになり、ママ友の輪が広がっていきました。しかししばらくしたある日、Aさんをはじめとするママ友何人かが、私を見ながらヒソヒソと話をしていて……。 嘘の噂を流すママ友に、夫が… 不思議に思った私はAさんに話しかけましたが、いつもとは違いどこかよそよそしい雰囲気……。後日他のママ友Bさんが気をつかって「Aさんから聞いたんだけど、浮気してるって話は嘘だよね？」と話しかけてくれたことで、私のありもしない噂話が広まっていることがわかりました。 Bさんによると、Aさんは「○○（私）さんが旦那さん以外の男と歩いてるの、何回も見たわ！ 手も繋いでたし間違いない！」「あいつは浮気の常習犯よ」と発言していたとのこと。私には年の近い兄がいて、仲がよく家も近いことから、よく一緒にいることは事実です。しかし兄と手を繋ぐことはありません。 怒りがこみ上げた私はAさんに直接聞きにいきます。写真を見せながら兄であることを説明すると「浮気してると思って心配になったのよ～。手繋いでなかったのね。違うならよかったわ！」とまったく悪びれる様子がありませんでした。結局Aさんが嘘を広めていたことはすぐに周りにばれ、私の潔白は証明されたものの、Aさんの態度や噂をまだ信じているらしきママ友たちにモヤモヤ。夫に相談すると「今度のお迎え、俺とお義兄さんも一緒に行ってみようか」と提案してくれました。嘘の噂を完全になくすには、本人を連れて行くのが早いと夫は考えたようです。兄にも事情を話すと快諾してくれ、次の教室時に一緒にお迎えに行ってくれることに。 次の週末、夫と兄を連れてスイミング教室へ。夫が同じ時間に迎えに来ていたAさんに「妻がとてもお世話になっています」とにっこり微笑むと、Aさんは夫から怒られるかも？ と感じたのか「あ、どうも〜」とあせり顔で退散。教室のママ友たちにも兄を紹介できて、その後、教室内の噂話はようやくなくなりました。Aさんの話を信じてしまったママ友数人は謝ってくれましたが、当の本人からの謝罪はいまだにありません。 噂話は無視しておけばいいという考え方もありますが、モヤモヤが残るときは家族に相談して協力してもらう解決方法もあるのだなと気づきました。つい自分だけで解決しようとしていましたが、これからは家族をもっと頼ろうと思い直した出来事です。 著者：松下芽生／20代・ライター。2歳と6歳の女の子を育てるママ。子どもが寝たあとに、お菓子を食べながらゆっくりとネットショッピングをするのが至福の時間。 作画：yoichigo ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年10月） 【関連記事】 自慢ばかりの自己中ママ友。先に帰ると伝えると悪態ついて…嫌いだと確信した瞬間＜ママ友と働いたら＞ 「悪質ですよ！」不審な電話に強く出ると、翌日予期せぬ展開が…！＜かまってちゃんママ友トラブル＞ 「大事にしたくない理由があるの？」警察へ相談を渋るママ友→詰め寄った結果、ママ友は予想外の反応を