「ベランダで鳩に餌付けをする」50代女性の隣人が見せた、常識破りの迷惑行為「やけに鳩の鳴き声がうるさいと思ったら…」

「ベランダで鳩に餌付けをする」50代女性の隣人が見せた、常識破りの迷惑行為「やけに鳩の鳴き声がうるさいと思ったら…」

1月6日(月) 15:53

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日常生活に紐づいているからこそ、“隣人”から受ける迷惑行為は、筆舌に尽くしがたいストレスを感じるらしい。大平義之さん(仮名・36歳)は、常識を持ち合わせない隣人に苦しめられた経験を持っている。大平さん曰く「恐怖すら覚えた」という。愛想は良いが、何をしているのかよく分からない隣人「もう6、7年前の話ですが、転職を期に引っ越すことになりまして。家賃の安さで選んだマンションに引っ越したんですが、その部屋の隣人の話です」当初、隣人の印象は決して悪いものではなく、むしろ良かったそうだ。「50代ぐらいの女性で、引越しの挨拶に行った時に周辺のことを色々と教えてくれて。集合玄関などで会った際にも必ず丁寧に挨拶してくれるので、愛想の良い人だなと思っていたのですが……」ただ、不思議に思うところもあった。「マンションの近所を散歩していたり、公園にいたりする姿をよく目にしていましたが、働いている感じはしませんでした。日々、短時間の外出を繰り返していて、何をしている人なんだろうなと……」なぜかベランダに鳩が…新生活も落ち着いてだいぶ経ったころ、とある変化があった。「部屋は5階なんですが、ベランダで鳩を見かけるようになったんです。最初は1羽、2羽程度で、たまたま飛んできただけだろうと思っていたんですが、どんどん増えていったんです。理由はすぐにわかりました。隣人が、ベランダで鳩に餌付けしていたんです」鳩の大群によって生活が脅かされる事態に陥る。「フンと羽がベランダにどんどん溜まるようになりました。加えて、夏の暑い時期だったせいもあってか、悪臭がひどくて。鳩は物干し竿にも止るし、ニオイが付くのでベランダに服を干せなくなりました。大群なので鳴き声や羽音もうるさくて……すぐに我慢の限界を迎えてしまいました」大平さんは隣人に声をかけることにした。「悪い人ではないと思っていたので、あくまでも低姿勢にお願いすることにしました。『すみませんが……』と前置きしたうえで、鳩に餌をあげるのをやめてもらえないか、できるだけやんわりと伝えることにしたんです」謝罪されるかと思いきや、返ってきたのは驚くような言葉だった。「自分は被害者」だという雰囲気すら漂っていた「『そりゃあ鳥だからね。フンもするし、羽も抜けるでしょ』と鼻で笑われました。迷惑しているということは伝えたつもりだったんですが、全く伝わっていない感じだったのを覚えています」戸惑っている大平さんに、餌付けを始めた理由を語り出した。「公園で餌付けをしていたそうですが、近隣の住人にやめるよう諭されてケンカになったそうでした。しつこく文句を言ってくるので、仕方なく自宅で餌付けを行うことにしたというのが彼女の主張。なんなら自分は被害者だという雰囲気すら漂っていて……」一方的に話は打ち切られてしまった。「埒があかないと思い、管理会社に相談することにしました。『マンションの規約にも反することなので、こちらからやめてもらえるように伝えます』とのことでした」幸いにも、その後徐々に鳩は減っていった。「隣人は餌付けをやめたようで、これで平穏な生活が送れるようになると思っていました。でも、しばらくするとまた鳩の数が増えていったんです」ベランダで見た驚きの光景……懲りずに隣人が餌付けを再開したのではないかと疑いつつも、証拠をつかめずにいたある日のこと。大平さんは風邪をひいて会社を休むことになった。「鳩の鳴き声をうるさく思いながらベッドで寝ていたんですが、バラバラという音が聞こえてくることに気づいたんです。何の音だろうと思ってベランダを見て驚きました。隣人の部屋との境になっている防火扉に手が伸びていて、うちのベランダに米粒を撒いていたんです……」温厚な大平さんもさすが頭に来て文句を言った。「『何やってんだよ!』と怒鳴ったところ、隣の窓が勢いよく閉まる音が聞こえて来ました。玄関に回って隣の部屋のインターホンを鳴らしたんですが、応答はなく……。それから、夜中にインターホンを鳴らされたり、郵便受けに泥を詰められたり、やっかいな嫌がらせを受けることになったんです……。これがかなり精神的に堪えました。もう無理だと思って、ほかの物件を探していると、パタリと嫌がらせが止みました。しばらくすると、理由は分からないのですが、隣人は引っ越していなくなっていたんです。ようやく平穏な生活を送れるようになりました」引っ越しはしなくて済んだ。だが、それから隣人が変わるたびに、どんな人物なのか過度に不安に思うようになってしまった。後遺症の爪痕は、まだ癒えそうにないそうだ。<TEXT/和泉太郎>【和泉太郎】込み入った話や怖い体験談を収集しているサラリーマンライター。趣味はドキュメンタリー番組を観ることと仏像フィギュア集め【関連記事】・「男女4人のドライブ旅行」で自分だけが蚊帳の外に…旅行から帰ったあと「3人とは完全に縁を切った」・「駅にいるから迎えに来い」自分の母をまるで“タクシーのように使う”隣人に怒り。話し合いの場でも「好戦的な態度」で…・バスの車内で「体格の良い70代男性」が毎朝体当たりしてくる…「なぜこんなことするんですか?」と聞いたら、まさかの回答が…・高速道路で“軽自動車を煽り続ける”70代の老人。まさかの言い分に唖然…・女性上司が作ったおにぎりに混入していた“まさかの物体”が気持ち悪すぎる…「何本か入っていた」

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