手足口病になった2歳の息子がママっ子になってしまい、夫が抱っこをしたりあやすことをすべて拒んでいたため、私がずっと看病をしていました。すると、見事に私も感染。看病疲れで眠気もピークというときに、祖母が私に放ったのは、衝撃の言葉でした……。
手足口病に感染
手足口病になった息子は、口にたくさん水疱ができて大変でした。食べられない、水分補給もできない、夜寝られないなど、不機嫌マックスな息子は「ママ、いい。とと(夫)いや」と夫を拒むようになったのです。
新生児期を思い出すくらい、1時間起きに泣く息子を抱っこしたり背中をさすったりして私も看病に疲れきっていました。案の定、私まで感染してしまい……。
祖母から電話がかかってきた
そのときまでは、祖母に余計な心配をかけたくなかったので、手足口病になったことは話さずにいました。そんなとき、祖母から電話が来て電話口で泣く息子を心配をしていたので「実は手足口病になって、看病をしていた私にも感染しちゃったんだよね」と話しました。
祖母の衝撃発言
すると祖母は「え!汚い!家に遊びに来ないで。あんたが子どもたちを毎日連れまわすからいけないんでしょ」と信じられない言葉を放ったのです。
カチンときた私は「今、忙しいから、じゃあね」と電話を切りました。手足口が汚いってどういうこと? 家に双子たちとずっと引きこもっていればよかったの? と電話を切ったあとも悶々とした気持ちに……。
祖母から言われた言葉を夫に報告すると「毎日、子どもたちに刺激を与えたいっていう気持ちで公園に連れて行ってるのに、こんな風に思われたら悲しいね。ママのやってきたことは間違いではないと思うよ」と励ましてくれました。
私がしてきたことは間違いではなかったと言ってくれる夫のやさしさに触れ、モヤモヤしていた気持ちが和らぎました。その後、息子は5日ほどで完治。双子の娘や夫に移ることもなく看病生活は終わり、再び公園や子育て支援センターに出かけてたくさん遊んで過ごしています。
著者:野中 まゆ/30代女性/2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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