いつものコーヒーと味が違う。若年性認知症と診断された1年後、夫の中で起こった変化/夫がわたしを忘れる日まで(10)

いつものコーヒーと味が違う。若年性認知症と診断された1年後、夫の中で起こった変化/夫がわたしを忘れる日まで(10)

8月21日(水) 21:15

一生を誓いあった仲の2人。相手の中身が別人になってしまっても、愛し続けることはできますか?/夫がわたしを忘れる日まで(1) 45歳の夫が若年性認知症と診断された。 病気をきっかけに配偶者の中身が別人になってしまったとしたら、あなたはどうしますか? 妻・彩が最初こそ気にも留めなかった、穏やかで几帳面な性格の夫・翔太の物忘れ。しかしある日決定的な出来事が起きてしまい、病院に連れていくと「若年性認知症」という残酷な宣告を受けます。 いずれ時間や場所の感覚がなくなり、家族の顔でさえわからなくなる病。なんとか前を向こうとする妻ですが、病状が徐々に悪化するにつれて夫は知らない一面を見せるようになっていき…。 若年性認知症と向き合う家族の、闘病エピソードをお送りします。 ※本記事は吉田いらこ著の書籍『夫がわたしを忘れる日まで』から一部抜粋・編集しました ■話したいこと 著=吉田いらこ/『夫がわたしを忘れる日まで』 【関連記事】 ・ 受け入れきれてはいないけど。若年性認知症の夫に「前向きに考えていこう」と励ます妻/夫がわたしを忘れる日まで(9) ・ いつか家族の顔も分からなくなる。完治が難しい病気でも、診断されて安心した自分がいた/夫がわたしを忘れる日まで(8) ・ 一生を誓いあった仲の2人。相手の中身が別人になってしまっても、愛し続けることはできますか?/夫がわたしを忘れる日まで(1) ・ 優しい夫に迫る病の影。双極性障害の闘病生活3年の間に、妻も心を病んでしまって/夫婦で心を病みました(1) ・ 幼い息子をのこして妻が亡くなってから2年。当たり前の日常が変わってしまった日/私がシングルファザーになった日(1)

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