「確かにここにあったはずなのに……」大切なものが突然見当たらなくなると、焦ってしまいますよね。置き忘れかと思って探していたら、まさか盗まれた?と疑う事態になることもあるようで……。
そこで今回は、大切なものが突然消えたエピソードをご紹介します。会員制スーパーの会員証が突然消えた!? 仲良しのママ友に思わぬ疑惑の目が……!?
「ちょっと借りただけ!」消えた会員証はママ友の手に→盗み!?問い詰めると、まさかの返答が…!?
近くの子育て支援センターへ通ううち、同年代の子どもがいるAさんと仲良しに。Aさんは、飾り気がなく気持ちのいい性格で、私は子育て相談に乗ってもらうなど、とても信頼していました。ある日、支援センターで三男のおむつを替えようとしたとき、Aさんが「いいよ! 行っておいで。カバンは私が見ておくから」と言ってくれたので、言葉に甘えそのままベビールームへ。部屋に戻ると、Aさんは私のカバンのそばで少し慌てた様子で座っています。そのときは特に気に留めることはなかったのですが……。
その夜、家族で会員制のスーパーに行くことに。そこは、年会費を払った人に発行される会員証がないと入店できないお店で、私は会員証を持っているものの、久しく行っていませんでした。しかし、なんとその大切な会員証が見当たりません。家中を探しましたが見つからず、結局スーパー行きはキャンセル。私は「しばらく使ってなかったから、どこかで落としたのかな……」と肩を落とすしかありませんでした。
数日後、公園でAさんに会い、会員証のことを話すと、彼女は「あ、それ、預かっておいたよ!」と笑顔で言います。「えっ?」と驚く私に、Aさんはなくしたはずの私の会員証を差し出してきたのです。
私は状況がよく分からず「どこかに落ちてた? どこで拾ったの?」と慌てて聞くと、Aさんは信じられない返事。「拾ったんじゃないよ。あの日、あなたのカバンからカードが見えたからちょっと借りてたの。今週末に買い物行こうと思って! あのスーパーって、入口でカード見せるときにマスクしてれば、写真なんてろくに見られないよね? しかも今ってセルフレジで自分でバーコードスキャンするだけだから、誰のカードかバレないんじゃないかなって! あなた先月あたり、『あのスーパー最近行けてないから今年は年会費だけ払うことになりそう』って言ってたじゃない。使わないまま期限切れになったら、せっかく払った年会費がもったいないから、私が代わりに使ってあげようと思ってたんだよ、感謝してよね!」と平然と答えます。
Aさんは、おむつ替えで私が不在のときにカードを盗み、今週末に私になりすまして買い物をする計画を立てていたのです。あまりに信じられない展開に、あ然としてしまいました。そして、「盗むなんて犯罪だよ! 人のカードで買い物する気だったの!?」と震える声で怒ると、Aさんは鼻で笑いながら「盗むなんて人聞きが悪い。だから借りただけだって! あなたが行かない間に私が有効活用してあげようとしてたんだから、いいじゃない!」と、訳の分からない言い訳をします。
あまりの言い分に、私の怒りは頂点に達しました。そして、自分がどれだけ悪いことをしたのか分かっていない様子のAさんに反撃しようと思い、嘘をついてみることに。
「そういうことだったんだね。実はそのカード、Aさんに会った日になくしたって気付いたんだけど、どこを探しても見つからなかったから、落としたと思って警察に遺失届を出してあるの。でも、Aさんが私のカバンから盗んだって分かったから、今から警察に『落としたんじゃなくて盗まれてました。犯人はママ友のAさんでした』って通報してもいい? 支援センターの防犯カメラを調べたら、あなたが私のカバンを漁ってる映像がきっと残ってるんじゃないかな」
すると、Aさんの顔からみるみる血の気が引いていきます。「ちょ、ちょっと。ただの貸し借りでしょ」と弁解しますが、私は「貸した覚えはないわ。今すぐ謝罪して!」ときっぱり。Aさんはものすごい早口で謝り、逃げるように去っていきました。もちろん、この日以来、Aさんとの関係を断ったのは言うまでもありません。
今回は会員証を使用される前に取り戻すことができましたが、あのスーパーの会員証の本人確認は厳重で、Aさんがもくろんでいたマスク作戦は通用しなかったと思います。何より、いくら「今週末に借りて使うつもりだった」と言い張られても、無断で他人のカバンから物を取ることは許されることではないはずです。親しいママ友が相手でも貴重品の管理には細心の注意を払い、お付き合いでは適度な距離感を保つことが大切だと身をもって実感した出来事でした。
著者:谷 ふみ/40代・ライター。中学2年生と小学5年生、6歳の3人の男の子を育てるママ。仕事に家事、育児に追われる毎日。子どもたちが寝静まったあと、ひとりでドラマや映画を見るのが楽しみのひとつ。
イラスト:ryo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
◇◇◇
いくら仲の良いママ友でも、無断でカードを持ち去る行為は許されませんよね。信頼していた相手だからこそ、ショックも大きかったのではないでしょうか。毅然と対応し、今後のお付き合いをやめると決めたのも、自分や家族を守るための正しい選択だったのだと思います。
続いてご紹介するのは、結婚記念日のお祝いで起きたまさかのエピソードです。特別な日の夕食にと、奮発して高級ステーキ肉を購入したのですが……!?
「ここに置いたはずなのに…」結婚記念日の高級ステーキ肉が消えた!?→家にいた意外な犯人とは!?
結婚記念日に、いつもより奮発して、近所のお肉屋さんで1万円の高級ブランド牛のステーキ肉を買ってきました。帰宅後は夕食までの準備でバタバタしていて、焼く前に常温に近いほうがいいだろうと、お肉を買ったときの袋のまま、とりあえずキッチンの作業台に置いていたのです。
その後、10分ほど家の片付けをして、お肉から目を離していました。ひと通り家事を終えてキッチンに戻り、さあ食事の準備をしようと野菜を冷蔵庫から取り出します。すると、出しておいたはずのお肉がありません。あれ、どういうこと!? 家にいるのに盗まれたの……? しかも、いったい誰に。頭の中は一気にパニックです。
そのときです。目の前をダッシュしていくわが家の愛犬の姿が飛び込んできました。見ると、口にはお肉を入れていたビニール袋の持ち手が。中には、さっき買ってきたばかりの高級ステーキ肉のパックが入ったままです。愛犬は小型犬なので、キッチンの高さには届くはずがないと思い込んでいました。あとから考えると、近くにあった椅子によじ登り、そこから前脚を伸ばして袋ごと引きずり下ろしたようです。まさかそこまでするとは思わず、頭が真っ白になりました。
「それだけはダメー!」そう叫びながら必死で追いかけ、なんとかソファの裏に追い詰めました。愛犬は「絶対に渡さない」とでも言いたげな強い目でこちらをにらんでいて、正直、これは長期戦になるかもしれないと覚悟したほどです。ところが、大好物の犬用おやつを目の前で振ってみせると、あっさり袋をポロッと落とし、物々交換に応じてくれました。
幸い、愛犬がくわえていたのは袋の持ち手だけで、お肉のパックは中に入ったまま。ラップも破れておらず、犬の口にも触れていませんでした。ほっとして、一気に力が抜けたのを覚えています。
その後、無事に焼き上がったステーキを夫と食べながら、「1万円のお肉より100円のおやつを選ぶなんて、うちの子は庶民派で助かったね」と2人で大笑いしました。あのときは本当に冷や汗をかきましたが、今ではすっかり笑える記念日の思い出になっています。豪華なごちそうよりも、こういうドタバタのほうが、あとから何度も思い出して笑ってしまうものなのだなと、しみじみ感じています。
著者:真山万央/30代女性/4歳の娘の母。お菓子作りが趣味。週末は家族でピクニックを楽しんでいる。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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高級ステーキ肉を持ち去ったのは、まさかの愛犬!「ここなら届かないはず」と思っていた場所から消えていたら、驚きますよね。思いがけないいたずらでしたが、お肉も無事で、お祝いもできたようでよかったです。
いかがでしたか? 今回は、大切なものが忽然と消えてしまったというエピソードをご紹介しました。信頼していたママ友が会員証を持ち去っていたり、愛犬が高級ステーキ肉を運んでいたりと、思いもよらない出来事に驚かされた女性たち。大切なものが見当たらないときこそ、まずは落ち着いて状況を確認することが大切です。貴重品の管理はもちろん、ペットのいる家庭では食べ物の置き場所にも気を配り、思わぬトラブルを防ぎたいですね。
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