ハリウッドのスタジオや製作会社が、配役や公開日などの結果に賭ける「予測市場」への参加を、社員に禁じ始めたと米ハリウッド・リポーターが報じている。
米国には、カルシやポリマーケットといった予測市場のサイトがある。選挙やスポーツの勝敗など、あらゆる出来事の結果に賭けることができ、映画も題材になっている。新しいワンダーウーマン役に誰が選ばれるか、といった配役まで賭けの対象だ。発表前の情報を知る社員なら、それを使ってもうけることもできてしまう。
そこで各社は、決算や配役、公開日などに賭けることを社員に禁じ、家族や友人に情報を流して賭けさせることも禁じた。
実際、今週は次のジェームズ・ボンド役をめぐる賭けで、情報漏れが疑われる動きがあった。最終オーディションのあと、「ファンタスティック・ビースト」シリーズのカラム・ターナーに急に大金が賭けられ、長く本命だった「窓際のスパイ」のジャック・ロウデンを抜いて1位になった。賭けサイトのひとつは、受け付けを一時やめている。
ただし、仮想通貨を使うサイトでは身元を隠せるため、社員の賭けを会社が見つけるのは難しいと、専門家は指摘している。ちなみに、米国の法律では、映画の興行収入に賭けることはもともと禁じられているという。
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Photo by Mario Tama/Getty Images