【漫画】本エピソードを読む
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。
今回は2026年9月29日発売の心温まる家族コミックエッセイ『認知症の祖母が忘れなかったこと』を手がけたなかざわ ともさんに注目し、X(旧Twitter)に投稿された『「これだから遠征はやめられない」と思った関東民宝塚ファンの夜』をご紹介しよう。
同作は、実際になかざわさんが宝塚観劇に行った時の様子を描いたエッセイ漫画。以前なかざわさんのXに投稿されると、多くの人の関心を集めて1万もの「いいね」が寄せられている。そこで作者のなかざわさんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■観劇後に一人飲みを始めると…
兵庫県にある宝塚大劇場、東京から一人遠征でやってきて観劇を終えたばかりのなかざわさん。公演を振り返りながら一人飲みをしようと思い、その足でとある居酒屋に向かう。そして、一人飲みを始めると、隣の席にエレガントなマダムが。何となく話し始めると、そのマダムも東京から一人で観劇に来ていたようで…。読者からは「素敵な時間」「大人の嗜みって感じでいいね」などの声が上がっていた。
■作者・なかざわ ともさん「観劇後の感想を隣に座った初対面の人と語り合う機会はめったにない」
――『「これだから遠征はやめられない」と思った関東民宝塚ファンの夜』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
ときどき本拠地・宝塚大劇場に一人で行って観劇をするのですが、このように観劇後の感想を隣に座った初対面の人と語り合う機会はめったにないことだったので、印象深く覚えており漫画にしました。
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
観劇後の余韻に浸る幸福感が伝われば嬉しいです。
――2026年9月29日にはなかざわさんの最新作『認知症の祖母が忘れなかったこと』が刊行されましたが、どのような思いで描かれたのかぜひお聞かせください。
第20回新コミックエッセイプチ大賞作品として書籍化が叶った本です。私は認知症をきっかけに、祖母の思い出話に興味を持ち話を聞くようになり、「できないこと」が増えるばかりだと思っていた祖母の内側に、こんな人生の物語があったのか!と知りました。そんな驚きと感動をテーマにした1冊です。
――読者へメッセージをお願いします。
祖母の話に耳を傾けなければ、祖母は私にとって「少し苦手な、おっかないおばあちゃん」のままだったかもしれません。この本が、手にとってくださった方にとって「身近な人の思い出話を聞いてみたいかも」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
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