英俳優でコメディアンのラッセル・ブランドが、強かん1件と性的暴行3件について、ロンドンの刑事法院の陪審から有罪の評決を受けたと、米デッドラインが報じている。
ブランドは英国のテレビやラジオで人気を集めたのち、「寝取られ男のラブ♂バカンス」(2008)や「伝説のロックスター再生計画!」(2010)でハリウッドにも進出した。2010年には歌手のケイティ・ペリーと結婚し、2年後に離婚している。最近では、ケネス・ブラナー監督の「ナイル殺人事件」(2022)に出演した。
疑惑が表に出たのは、23年9月だ。英テレビ局チャンネル4のドキュメンタリー番組と英紙タイムズが、ブランドから性的な被害を受けたとする複数の女性の証言を報じた。これをきっかけに名乗り出た女性たちの訴えをもとに、ブランドは25年4月に起訴され、最終的に6人の女性が訴えた7件が裁判で争われた。訴えられた出来事は99年から09年にかけてのもので、無名の芸人だったブランドが、ペリーとの交際で一躍有名になった時期と重なる。
評決では09年の強かん1件、04年から09年にかけての性的暴行3件が有罪とされ、ほかの強かん2件など3件は無罪となった。有罪となった性的暴行の被害者3人は、MTVやチャンネル4など、放送業界で働いていた女性だという。ブランドは起訴内容をすべて否認し、弁護側は、ドキュメンタリー番組が女性たちの証言をゆがめたと主張していた。
捜査を指揮したロンドン警視庁のアンディ・ファーフィー警視は、ブランドが「影響力や地位、名声を利用して」女性たちを襲ったとしたうえで、裁判所の前でこう述べている。
「どれほど有名で力のある人でも、法の上に立つことはできない。この有罪評決が、そのことをはっきりと示すものになればと思います」
評決から数分後には、英BBCが、ほかの女性2人の強かんの訴えについても、ブランドが捜査を受けていると報じた。ロンドン警視庁は、捜査は「まだ続いている」としている。
英国では、強かんの罪には最長で終身刑が科される。判事はブランドに一定期間の実刑を言い渡すと告げており、ブランドは11月9日の判決の言い渡しまで身柄を拘束される。
【作品情報】
・
ナイル殺人事件
【関連記事】
・
【最新版】本当に面白いおすすめ映画ランキングTOP30絶対に何度も見るべき“傑作”を紹介
・
Netflixで観てほしいおすすめの人気映画30選~編集部厳選~
・
【本当に怖い映画30選】トラウマ&衝撃作を“ジャンル不問”で編集部が厳選
Photo by Alberto Pezzali/Getty Images