ジム・ジャームッシュ監督の最新作「ファーザー マザー シスター ブラザー」に出演するルカ・サバトが来日。11月6日、都内で行われた来日記念最速試写会に登場した。
第82回ベネチア国際映画祭で、最高賞にあたる金獅子賞を受賞。ニュージャージー、ダブリン、パリという異なる3つの都市を舞台に、久々に顔を合わせた3組の親子・家族が織りなす会話劇を、ジャームッシュ監督ならではのオフビートなリズムと絶妙なユーモアをちりばめながら3部構成で描き出す。
サバトは、パリを舞台にしたオムニバスの最終話「シスター ブラザー」篇で主演を務めており、「デッド・ドント・ダイ」(2019)に続き、ジャームッシュ作品に2度目の出演。「前作に比べて、役柄も大きくなり緊張していたが、ジムが再び声をかけてくれたわけで、きっと僕の中に“何か”を見つけてくれたんだろうと思う」と振り返る。
俳優業に加えて、モデル、スタイリスト、デジタル・クリエイターと多岐に活躍し、たびたび来日も。「日本の皆さんは、作品の背景にある歴史や参照、ニュアンスまで細かく見てくれる。ジムの作品もまた、ディテールにこだわっているから、皆さんの心にもきっと響くと思う」と期待を寄せた。
試写会には特別ゲストとして、俳優の笠松将が出席。笠松が出演する人気ドラマシリーズ「TOKYO VICE」の大ファンであるサバトのラブコールを受けて、今回の登壇が実現した。
サバトは「This Guy is サイコウ!」と笠松を絶賛。続けて「大好きな『TOKYO VICE』の中でも、一番いい俳優」だと褒めたたえると、笠松は「いろんな先輩がいますから!」と大慌てだった。
さらに、サバトは「役者が演じていることを忘れて、そのキャラクターが実在すると感じさせてくれる。笠松さんはそういう演技をしている」「怒りや脆さ、葛藤を抱えているが、それを表には出さず、瞳だけの演技で表現することも。お芝居としても、めちゃくちゃ複雑」と、より具体的に笠松の魅力を熱弁。最後は熱く握手を交わし、共演の機会を約束していた。
「ファーザー マザー シスター ブラザー」は11月20日より全国公開。
【作品情報】
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ファーザー マザー シスター ブラザー
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