夫と結婚を前提に付き合っていたころ、義実家に泊まりに行ったときのことです。お風呂を借りている途中、急におなかが痛くなった私。慌ててトイレへ向かったのですが、思わぬ人にその姿を見られてしまい……。
お風呂の途中で突然の腹痛
私は当時、生理前になるとおなかの調子を崩すことがありました。
その日も、義実家でお風呂を借りている途中、急に強い腹痛が。すぐにでもトイレへ行きたかったのですが、義実家ではお風呂場とトイレがかなり離れていました。
脱衣所を出たあと、ダイニングやリビングを通り、さらに玄関近くの廊下まで行かなければなりません。
「ヤバい、間に合わないかも……!」
私は濡れた体を急いで拭き、慌てて服を着ました。
とはいえ、お風呂上がりの慌ただしい姿を義両親に見られるのは恥ずかしい……。そこで、脱衣所のドアを少し開けて、そっと外の様子を確認しました。
「誰もいないかな……」
人の気配がないことを確認し、「今しかない!」と意を決してトイレへ向かって一気に走り出したのです。
「誰もいない」と思ったのに…
ところが、玄関近くまで来たところで、そこに人がいることに気づきました。
なんとその日は、新聞代の集金に来ていた方が義実家を訪れており、玄関先では義母が対応していたのです。私が腰をかがめ、慌てて廊下を走っていく姿を、義母にも集金の方にも、しっかり見られてしまいました。
誰にも見られずにトイレまで行けると思っていただけに、恥ずかしさは倍増。それでも立ち止まっている余裕はなく、そのままトイレへ駆け込みました。
そして、この出来事は、後の家づくりにも影響することに。
結婚後、夫と家を建てることになった際、建築士さんから玄関近くにトイレを配置する案を提案されました。しかし私は、義実家でのあの日を思い出し、「できれば、お風呂場から近い場所にしたいです」と希望しました。
急にトイレへ行きたくなったときでも、なるべく移動しやすい間取りにしたかったのです。
義実家で必死にトイレまで走ったときは本当に恥ずかしかったですが、その経験がまさか自宅の間取りを考える際に役立つとは思いませんでした。今では、「お風呂場とトイレはできるだけ近くに」という私なりのこだわりが生まれた、忘れられない出来事になっています。
著者:高倉かおり/30代女性・会社員。体型維持に励んでいます。
イラスト:ののぱ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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