夫と婚約していたころのことです。結婚指輪の代金について相談していたとき、彼が急に口ごもり……。
「実は貯金がなくて…」
ある日、結婚指輪の代金をどう支払うか話していたときのことです。私が「これくらいなら、それぞれ貯金から出せそうだよね」と言うと、彼が急に黙り込みました。
「どうしたの?」
そう聞くと彼は、少し言いづらそうにしながら、「実は……あんまり貯金がなくて」と言ったのです。私は少し驚きましたが、「まあ、これから貯めていけばいいか」と思っていました。
ところが、問題は貯金だけではありませんでした。話を聞いていくと、彼は「それだけじゃなくて、ローンもある」と打ち明けたのです。
「えっ、いくら?」
おそるおそる聞くと、彼の口から出てきたのは、「100万円近く……」という言葉でした。
約100万円の借金。その理由は…
詳しく聞いてみると、趣味のガジェットや洋服を買ったり、日々の買い物をクレジットカードで支払ったりするうちに、少しずつ支払いが増えていったとのこと。
「これくらいなら大丈夫」と使っているうちに、分割払いやカードローンの残高が少しずつ増え、気づけば100万円近くになっていたそうです。
彼は「言わなきゃと思ってたけど、嫌われるのが怖くて言えなかった」と頭を下げました。
結婚を控え、これから一緒に生活していこうとしている時期。それなのに、彼のお金の状況をほとんど知らなかったことに、私は不安を感じました。
いったん結婚準備をストップ
借金があると知っても、彼との結婚そのものを迷うことはありませんでした。ただ、このまま何もなかったことにして結婚準備を進めるのも違うと思いました。
そこで、いったん準備をストップし、お互いのお金についてきちんと話し合うことに。収入や貯金額、毎月の支出、ローンの残高や返済方法まで確認し、結婚後に家計をどう管理していくかもひとつずつ話し合いました。
話していく中で、彼自身も、自分が思っていた以上にお金の流れを把握できていなかったことに気づいたようです。
結婚直前というタイミングで判明したことには驚きましたが、お互いのお金の状況を曖昧にしたまま、結婚生活を始めなくてよかったとも感じました。話しづらいことだからこそ、後回しにせず、お互いに正直に伝え合うことが必要なのだと思います。
著者:佐藤まい/30代女性・2児の母として育児に奮闘中。節約や家計管理が趣味で、FP資格の勉強中です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
※AI生成画像を使用しています
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