保育園のお迎え後、ガソリンスタンドで給油を済ませ、家に帰るため車を走らせていたときのことです。しばらく走っていると、後ろの車との距離が近いことに気づきました。車間距離が詰まっているように感じ、「私、何か怒らせるような運転をしたかな……」と不安になり……。
恐る恐る窓を開けると……
信号で止まると、その車が左隣の車線に並びました。運転席を見ると、少し強面の男性がこちらに向かって何かを叫んでいます。
あおり運転やトラブルだったらどうしようと思い、私は一瞬固まりました。けれど、男性は必死に何かを伝えようとしている様子。迷いながらも、少しだけ窓を開けて話を聞くことにしました。
すると男性は、「ガソリン入れるところのフタ、開いてますよ!」と教えてくれたのです。思いがけない言葉に驚き、慌てて確認すると、本当に給油口の扉が開いたままになっていました。どうやら給油後に閉め忘れ、そのまま走ってしまっていたようです。
焦りは禁物
その日、車には子どもも乗っていました。給油中から子どもがぐずっていたため、私は早く車に戻らなければと焦っていたのです。そのせいで、給油後に扉を閉め忘れたまま出発してしまったようでした。
最初は「怖い」と身構えてしまいましたが、男性は危険を知らせるために、車間を詰めるようにしてまで声をかけようとしてくれていたのだとわかりました。私は慌ててお礼を伝え、近くの安全な場所で停車して給油扉を閉めました。
知らない人から急に声をかけられると、反射的に不安になってしまうことがあります。けれど、今回のように、親切で知らせてくれている場合もあるのだと実感しました。
子どもに気を取られていると、普段ならしないような確認漏れをしてしまうこともあります。慌ただしいときほど、一度立ち止まって確認する習慣を大切にしたいと思いました。
著者:山田 愛花/30代女性/2歳の息子を育てる母。趣味はお菓子作り。最近、食器や調理道具の収集にハマっています。
イラスト:おはな
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年10月)
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