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冷たい父と祖母のもとで、息をひそめるように生きてきたゆき。物心ついた頃から母の姿はなく、なぜいなくなったのか、どんな人だったのかも知りません。
父・貴利は家庭を顧みず、育児は祖母に任せきり。その祖母もゆきに優しさを向けることなく、些細なことで怒鳴りつけます。
家庭のぬくもりを知らないまま中学生になったゆき。ずっと胸に秘めてきた母への思いが、ある日、祖母から告げられた衝撃の事実によって揺さぶられて――。
親の愛情を知らずに育った少女の実体験をもとに、孤独の中で葛藤しながら成長していく姿を描いたコミックエッセイ『母親に捨てられて残された子どもの話』をお届けします。
※本記事は菊屋きく子著の書籍『母親に捨てられて残された子どもの話』から一部抜粋・編集しました。
著=菊屋きく子/『母親に捨てられて残された子どもの話』
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