動画生成AIを手がける米RunwayのCEOが、AIが人間の俳優に取って代わることは「完全にありうる」と語ったと、米バラエティが報じた。
Runwayは、文章から動画を生成するAIツールなどを提供する企業だ。2024年には「ジョン・ウィック」のライオンズゲートと提携し、同社の膨大な作品群を使って専用のAIモデルを開発すると発表している。AIで作った映像の映画祭も主催し、「AIは創作を強化するもので、置き換えるものではない」と主張してきた。
今回、イタリアで開かれたVFXの国際会議に登壇したクリストバル・バレンスエラCEOは、AIはいずれ人間の俳優に取って代わるのかと問われ、「ええ、完全に」と返答。「ある意味において、すでに起きていると思う」と続けた。
同じ席にいたNVIDIAの幹部は、監督と俳優の間に生まれる即興性はプロンプトでは引き出せないと指摘。「ゴッドファーザー」の撮影でマーロン・ブランドが猫を抱いて即興で演じた場面を例にあげた。すると、バレンスエラCEOは「今は無理でも、いずれAIのモデルも同じように演出できるようになる」と返答している。
会場では、AIの学習に使われた素材をめぐってVFXのアーティストたちから怒りの声も上がっていたという。Runwayは、Midjourneyなどとともに、作品を無断で学習に使われたとするイラストレーターなどのアーティストたちから集団訴訟を起こされている。
【作品情報】
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ジョン・ウィック
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Photo by Omer Taha Cetin/Anadolu via Getty Images