目指す方向とは反対の行き先のバスに乗ってしまった。
旅先で不案内な土地。バスの運転手に申し出ると、思わぬ言葉が。
兵庫県在住の60代女性・skさんの学生時代の思い出。
<skさんからのおたより>
45年ほど前、高校生の時です。友人5人と、夏休みに鳥取県を旅行しました。
バイトで貯めたお金での貧乏旅行でしたが、楽しかった記憶があります。
今のようにスマホで検索して行き方を調べることができず、時刻表や現地で調べるしかありませんでした。
宿は、市街地から離れた民宿。バスに乗って出掛けたところ、どうやら行き先と反対のバスに乗車したようでした。
今ではあり得ないことかも
途中で気づき、停車中に運転手さんに伝えると、
「料金はいらないから、反対側のバスに乗りなさい」
と、バスを停めて降ろして下さいました。
その後、反対側のバス停を探しながら歩いていると、後方から来たバスの運転手さんが、
「君達、バスを間違えた子やろ。乗りなさい」
と、停留所でもない所なのに乗せて下さいました。
先の運転手さんが連絡してくださったと思われます。今では規則などであり得ないことかもしれません。高校生にとって初めて味わった人情により、楽しい記憶に残る旅行となりました。
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