画像生成AIのMidjourneyが、ディズニーなどから著作権侵害で訴えられたあとも、映画のキャラクターを無断で生成し続けていると、米デッドラインが報じた。主要な画像生成AI15種を比べた調査で、著作権のあるキャラクターの生成が最も多かったという。
ディズニーとユニバーサルが、ダース・ベイダーや「アナと雪の女王」のエルサなどを無断で生成しているとして、Midjourneyを提訴したのは2025年6月だ。のちにワーナー・ブラザースも提訴に加わった。Midjourney側は、一定の条件のもとで著作物の無断利用を認める「フェアユース」にあたると主張している。
調査を行ったのは、AIによる著作権侵害を専門に調べる新興企業VN.aiだ。9月の調査では、キャラクターに暴力をふるわせたり薬物を使わせたりする画像の生成でも、Midjourneyが最多で、その割合は指示全体の37%にのぼった。エルサのようなドレスを着たジョーカーが大麻を吸う画像まで生成していたという。
問題はMidjourneyに限らない。グーグルのAIを含む15種すべてが、キャラクター名を指定しない指示でも、著作権のあるキャラクターを少なくとも1度は生成した。一方、ハリウッドのスタジオから警告書を受けたバイトダンスの動画生成AI「Seedance」は、その後こうした生成が大幅に減ったという。
AIが著作権を無視し続ける理由を、VN.aiの創業者ネルソン・チューはこう指摘する。
「商売になるからだ。宣伝として優れていて、実際に効果がある。それで利用者が集まり、お金を払うようになる」
Midjourneyとディズニーなどの裁判は、現在も続いている。
【作品情報】
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アナと雪の女王
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