義実家へ家族で遊びに行った際、義母から「リビングの引き出しにあるはさみを取って」と頼まれたときの出来事です。
義実家の引き出しに隠された秘密
指定された引き出しを開けると、目当ての文房具のすぐ下に、「至急」「重要」と赤字でスタンプが押された謎の封筒が何通も重なっているのが目に入りました。ちらっと見えた差出人名や文面から、それが借金に関する督促状だと分かったのです。
いつも裕福で優雅な暮らしを送り、穏やかな笑顔を絶やさない義母だっただけに、あまりのギャップにゾッとし、心臓がバクバクしました。私は見なかったふりをして素早くはさみだけを取り出し、その場では平静を装って過ごしました。
帰宅後、どうしても不安を拭えなかったため、夫にだけこっそり見てしまったことを打ち明けました。夫が後日、義母と話し合ったところ、義父に内緒で買い物を重ね、多額の借金を抱えていたことが分かり、義父も交えて弁護士に相談し、返済計画を立てることになりました。
◇◇◇
人の家で秘密を偶然知ってしまい、生きた心地がしませんでしたが、うやむやにせず夫へ相談したことで、借金の問題がさらに深刻になる前に家族で向き合うきっかけになりました。
義実家の事情にむやみに踏み込まず、気になることがあれば、まず夫に相談することの大切さを痛感した、忘れられない出来事です。
著者:佐々木葵/30代女性・会社員/8歳と4歳の男の子を育てる2児の母。仕事と育児の両立で目まぐるしい毎日ですが、子どもたちの笑顔がパワーの源です。趣味は海外ドラマ鑑賞。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年10月)
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