壁から“手”が生えてきた!その手にネイルを施すネイリスト!?禍々しいオーラを前にしたセールストークがシュール

爪のお礼/画像提供:早々乃曜七(@kakesichi67)

壁から“手”が生えてきた!その手にネイルを施すネイリスト!?禍々しいオーラを前にしたセールストークがシュール

10月11日(日) 11:00

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爪のお礼
【漫画】本編を読む

壁から手が生えている…。湧き上がるのは、なぜ?という疑問と少しの恐怖。自分にしか見えない「手」は、何ともいえない禍々しい気を放っている。そんな手にネイルを塗ってあげたら?優しいラストに「いい話」「すてき」などのコントが集まる・早々乃曜七(@kakesichi67)さんの「爪のお礼」を紹介する。

■古典文学からインスピレーションを受けた作品
【漫画】壁から出ている手にネイルをしてあげたら…?

爪のお礼(2)

爪のお礼(3)

ネイリストである主人公の目の前にふと現れたのは"壁から生えた手"。明らかに禍々しいオーラを放つそれが、直感的によくないものの類だと感じる主人公だったが、淀んだ気を明るくしてあげようと爪にネイルをしてあげることに――。

本作「爪のお礼」の作者・早々乃曜七さんが漫画を描きはじめたのは中学生のころだという。スケッチブックにボールペンで描いたオリジナル漫画は落書きのような内容だったそうだが、早々乃曜七さんは「弟や母が続きを楽しみに読んでくれるのがうれしくて…高校生くらいまで、毎日夢中になって描いていました」と当時を振り返る。

「昔読んだ『今昔物語集』という古典文学の中に『子供の手が柱から出てきて人を招く』という話がありまして、それが元ネタかもしれません」と本作のインスピレーションの湧きどころを考察する早々乃曜七さん。怪異譚などを自身で読む際、「この得体の知れない怪異と実はコミュニケーションが取れたらどうなるだろう」とよく考えるのだそうで、「手だけの霊に遭遇してしまったら、凄く怖い。ならば、そういう霊が怖くなくなるような話を描いてしまおう、という発想につながりました」と創作のきっかけを教えてくれた。

最後に早々乃曜七さんは「某漫画誌に投稿を続けているので、大きな賞を取ることが目標です。また、『怪異や超常現象に遭遇しても大して動揺しない、前向きなキャラクター』を描くことが好きだと最近気づいたので、そういう話をたくさん描いていきたいと思っています」と今後の展望を語る。本作と合わせて早々乃曜七さんの今後の活躍にも期待したい。

取材協力:早々乃曜七(@kakesichi67)

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